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こども家庭庁に期待

今月1日、東京霞が関のビルの中に設けられたこども家庭庁。
“子ども政策の司令塔”として去年6月に成立した法律に基づいて、約400人の体制で発足しました。

岸田総理大臣は「子どもたちにとって何が最もよいことなのかを常に考え、『こどもまんなか社会』の実現が使命だ。
何よりも大切なのは、子どもたちの意見を聞き、実際に政策に反映させることだ」と述べました。

こどもまんなか社会??
まんなかにこども??おおーついに主役がこどもになったのかい!
ステキなことだ。でもほんとに??

気になったので調べてみました。

主な担当業務

★児童手当の支給
★妊娠から出産・子育てまでの一貫した支援
★保育行政
★児童虐待、いじめ、貧困対策

各省庁の枠を超えて、横断的に取り組み、着実に実施されるよう総合調整にあたり、各府省庁に改善を求める「勧告権」も与えられるとのことらしい。
なんだかこどもに特化した特別な組織っぽくて?いいかも。

さらに深堀り。

こども家庭庁は、次の3つの部局からなります。

☆「長官官房」
各府省庁で横断的に取り組むべき子ども政策を幅広く企画立案するとともに、着実に実施されるよう総合調整にあたります。

☆「成育局」
子どもの育ちを支える政策を中心に担う部局で、児童手当の支給や、妊娠から出産・子育てまでの一貫した伴走型支援、それに保育所やこども園の制度運営などを所管します。

☆「支援局」
児童虐待やいじめ、それに貧困や自殺対策のほか、家族の介護などに追われる「ヤングケアラー」と呼ばれる子どもへの支援など、困難に直面する子どもや家庭を支援する業務を担います。

なるほど。
こどもの目線だけでなく、子育てがしやすいように、保護者の目線からも考えられているんだ。
だから庁名に「家庭」という文言がついたんだね。でも、あれもこれもってなっている感じがしなくもないが・・・。
注目したいのは、3つ目の支援局。
いじめ問題だけでも大変なのに、児童虐待、自殺対策まで入っている。
どれだけの人数が割かれているのか知りたいところ。

「こどもまんなか社会」というからには、いじめや虐待、貧困などで苦しんでいる、困っているこどもたちの意見を実際にどれだけ吸い上げれるのだろうか。
今後も大きな期待をもって注視していきたいと思います。

こども家庭庁HPはこちら↓

https://www.cfa.go.jp/

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