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2022年10月24日 大阪府/豊中市立桜塚小学校

大正 13 年に克明第二尋常小学校として開校し、昭和22 年に桜塚小学校と改称されて2年後には 100 周年を迎える歴史ある桜塚小学校低学年45分、高学年45分リモート講演です。

今回は「言葉」について話しました。

「言葉は相手を笑顔にする花束にもなるけど、相手を傷つけるナイフ(武器)にもなるんだ。

体の外が傷ついたなら、傷ついているってすぐ分かる。心の中が傷ついたら、すぐには分からない。

体の外が傷ついたなら、絆創膏を張って治したらいいけど、心の中が傷ついたら、どうやって治したらいいの?」

ゆっくりと言葉を紡ぎ出して子どもたちにそう問いかけて「フレンドソング~ともだちのうた~」をギターで弾きました。

講演後、校長室で先生方や市の職員の皆様で少しお話をしました。
最近のいじめや教育委員会の在り方、学校現場でのいじめの対応の仕方等、現在のいじめについて、意見を交わしました。印象的だったのは、休日の思い出の絵を描いてもらった時、ほとんどの子ども達が楽しい旅行に行ってきた絵を描いていたのに、一人だけ家で過ごしている絵だった時、それを教室に貼っている時など、それもその子からしたら公開いじめのように感じているのではないかということでした。従来型の教育では、今の子供たちには合わず、一人ひとりの子ども達のケアが今求められているという話でした。

そう語る後藤校長先生はとても熱心な先生で、常に子ども達の目線に立っていることがわかりました。

後ろには2名の児童が今回の僕の講演についての感想文を書いてくれていました。

「○○君は今日はどんな話や歌が心に残っているかな?」

悩んでいる児童や教室に入れない児童にいつでも校長室を解放し、自由に出入りして、学習できるスペースを設けていました。

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