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登天ポールの「自殺反対、いじめ撲滅」キャンペーン全国行脚 

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POSTED DATE : 2023年1月2日

謹賀新年2023

明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

旧年はADOの「新時代」という歌が流行りましたが、2023年はLGBTQを始め、もっともっと多様な生き方が認められる時代になればいいなと思っています。

少しばかり他人と好みが違うだけでいじめられたり、差別されたり、自分らしく生きることができない苦しい社会(学校)なんて、もう「旧時代」のことですよね。

本当の意味での「新時代」になるように、今年も「いじめ撲滅」「自殺反対」「いつも心にマウンテン」を一人でも多くの人々に訴えていきたいと思います。

今年度もよろしくマウンテン

POSTED DATE : 2022年12月27日

2022年12月25日 香川県/高松人権研究会

香川県高松市での高松人権の会20分人権コンサートです。
高松人権の会は16年間、前田幼稚園の校長の石原先生が立ちあげました。
来年3月で退職となるため、今回が最後ということもあり、特別な思いで参加させてもらいました。
日々時代によって変化する人権問題、新しい人権感覚を磨くため、
役所の人権担当者や小中学校の教員、保育園、幼稚園の先生等、すべての垣根を変えて、毎回たくさんの参加者が集まりました。
毎回のようにゲスト出演として呼んで頂き、貴重な時間を僕に使ってくれました。

今回はギター弾きき語りで2曲、若くして命を落とした「大好きなゆのちゃん」と、この人権の会がきっかけで作詞作曲した「WE ARE THE FAMILY ~いじめ反対のうた~」を披露しました。
最後はマウンテンソングで、差別のない未来を目指して、みんなでマウンテンポーズをしました。
本当に参加者やスタッフの皆様は暖かく、人間愛にあふれていました。
この思いが一人でも多くの人々に繋がって、高松から日本全国、日本から世界へと広がっていったらいいのになと心から思います。
石原校長先生、人権の会の皆さん、心よりありがとマウンテン!

また必ず、どこかでお会いできることを楽しみにしています。

   感謝

いつも心にマウンテン

POSTED DATE : 2022年11月23日

昨年度全国の学校が把握した「いじめ」 61万件超過去最多に

文部科学省が先月27日に発表した昨年度の調査結果によりますと、

全国の学校が把握した昨年度のいじめの件数は61万件を超え、過去最多となったことが文部科学省の調査でわかりました。


認知されたいじめの件数は
▽小学校が50万562件、
▽中学校が9万7937件、
▽高校が1万4157件、
▽特別支援学校が2695件の
合わせて61万5351件で、コロナ禍で一斉休校が行われた前の年度より9万8000件余り増え、過去最多となりました。

いじめによる自殺や不登校などの「重大事態」は前の年度から191件増えて705件となり、過去2番目に多くなりました。

また、SNSなどインターネットを使ったいじめの件数は2万1900件と、前の年度よりおよそ3000件増え、これまでで最も多くなりました。

文部科学省は、いじめ増加の背景に、コロナ禍で学校行事の制限や給食の黙食などが続いたことで、人間関係を築くのが難しくなっていることがあるとみています。

自殺の児童・生徒は368

今回の調査では自殺した児童や生徒の数も示されました。

それによりますと、

▽小学生が8人、

▽中学生が109人、

▽高校生が251人で、

合わせて368人でした。

前の年度より47人減ったものの4年連続で300人を上回っています。

文部科学省は「児童生徒の自殺が後を絶たないことは、極めて憂慮すべき状況だ」としています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221027/k10013872121000.html

POSTED DATE : 2022年11月9日

2022年11月07日 大阪府/豊中市立蛍池小学校

阪急電車・大阪モノレール「螢池駅」西南700メートルに位置し、近くには大阪空港がある豊中市立蛍池小学校4,5,6年生90分講演です。

校区には、人権と共生をキーワードに、地域・家庭・学校がともに子どもの育ちを考えていくことをねらいとして設立された「子育ち・ふれあいの会(十八中校区地域教育協議会)」があり、街全体で人権教育を熱心に取り組んでいます。

当初、講演は4年生、5年生が対象でしたが、6年生にも聴かせたいとのことで高学年全児童が参加してくれました。

6年生も対象になったことで、内容や歌を急遽変更し、行動することへの大切さやたった一言の重みなど、普段の日常で気づけるようなことを中心に、歌を交えながら伝えていきました。

90分間でしたが、4年生も最後まで頑張って聴いてくれて、最後のマウンテンソングではナイスマウンテンを披露してくれました。

講演後、6年生全員と写真撮影。クラスメイト同士笑い合い、助け合いながら、残りの小学校ライフをかけがえのない時間にしてほしいと思います。

POSTED DATE : 2022年11月4日

2022年11月02日 大阪府/豊中市立第十七中学校

大阪府の北に位置する豊中市、服部緑地のそばにある豊中市第十七中学校1年生90分講演です。

第十七中学校での講演は今回で4回目となり、大変嬉しく光栄に思っています。

運動場を見渡すと、私服の生徒たちばかりだったので、そうだ、第十七中は自由服制を採用していたんだと思い出しました。毎日私服を選ぶのって大変じゃないかなと思ったけど、季節に合わせての微妙な温度調節など、制服ではうまくできなかったところを私服ではできるので心地よく過ごせているのではないかと学年主任の先生は話してくれました。

1年生の学年目標は「One Team~いつも笑える最高の仲間と~お互いを認め合い、仲間を信じて一生懸命挑もう」。僕はこの素晴らしいスローガンに感銘しつつ、今一度考える時間になればと「WE CAN GO」「教えてTREE」「SUN SHINE!」「香林坊の少女」「ガンジスの少女」「MOUNTAIN SONG」の6曲を歌い、これまでの16年の活動を通して精一杯生きる大切さを伝えました。

POSTED DATE : 2022年10月27日

2022年10月24日 大阪府/豊中市立桜塚小学校

大正 13 年に克明第二尋常小学校として開校し、昭和22 年に桜塚小学校と改称されて2年後には 100 周年を迎える歴史ある桜塚小学校低学年45分、高学年45分リモート講演です。

今回は「言葉」について話しました。

「言葉は相手を笑顔にする花束にもなるけど、相手を傷つけるナイフ(武器)にもなるんだ。

体の外が傷ついたなら、傷ついているってすぐ分かる。心の中が傷ついたら、すぐには分からない。

体の外が傷ついたなら、絆創膏を張って治したらいいけど、心の中が傷ついたら、どうやって治したらいいの?」

ゆっくりと言葉を紡ぎ出して子どもたちにそう問いかけて「フレンドソング~ともだちのうた~」をギターで弾きました。

講演後、校長室で先生方や市の職員の皆様で少しお話をしました。
最近のいじめや教育委員会の在り方、学校現場でのいじめの対応の仕方等、現在のいじめについて、意見を交わしました。印象的だったのは、休日の思い出の絵を描いてもらった時、ほとんどの子ども達が楽しい旅行に行ってきた絵を描いていたのに、一人だけ家で過ごしている絵だった時、それを教室に貼っている時など、それもその子からしたら公開いじめのように感じているのではないかということでした。従来型の教育では、今の子供たちには合わず、一人ひとりの子ども達のケアが今求められているという話でした。

そう語る後藤校長先生はとても熱心な先生で、常に子ども達の目線に立っていることがわかりました。

後ろには2名の児童が今回の僕の講演についての感想文を書いてくれていました。

「○○君は今日はどんな話や歌が心に残っているかな?」

悩んでいる児童や教室に入れない児童にいつでも校長室を解放し、自由に出入りして、学習できるスペースを設けていました。

POSTED DATE : 2022年10月18日

2022年10月17日 大阪府/豊中市立千成小学校

豊中市で一番南にある小学校、千成小学校4年生45分講演です。

この日はオープンスクールでもあり、保護者の皆さんにも熱心に聞き入ってくれました。

最近のいじめや自殺のニュースの話をし、みんなと同じ小学生も、他人事ではないんだと

いうことを伝えました。歌、踊り、語りを交えて、「考える」より「感じる」講演を心がけました。

講演後、担任の先生は「決して他人事ではない話がたくさんあったことと思います。今日感じたことを大切に心にしまってください」と締めくくりました。

講演後、後片付けをしていると、7人の子供たちが紙とペンを持ってきて走ってきました。

「サインをお願いしますっ!」

恥ずかしそうに紙を差し出すその姿に、僕もとても嬉しくなって気持ちを込めて書きました。

どうか大人になっても、今日のことは忘れないでほしいと願いを込めて輝く山の絵も添えました。

 いつも心にマウンテン

POSTED DATE : 2022年10月14日

中1自殺で調査を事実上放置

詳細はこれから明らかになっていくと思うけど、呆れるくらい虚しく、やるせない気持ちなっているのは僕だけじゃないと思います。

以下、MBSニュース記事より抜粋。

今年3月、大阪府泉南市の中学1年生だった松波翔さん(当時13)は自ら命を絶ちました。

翔さんは小学生の時から断続的に不登校になっていて、「いじめを受けたと相談しても教師が対応してくれない」などと母親に訴えていました。  

亡くなった後の4か月間、泉南市教育委員会は調査を事実上放置。

さらに学校側が亡くなった事実をクラスメイトに公表したのは自殺から半年以上が経った9月29日のことでした

今になり「翔さんが亡くなった」と伝えられた同級生は動揺を隠せません。

 (同級生)  「悲しかったです。同じ学年の子が亡くなって。一緒に卒業したかったなって。(Q他の友達と話した?)していません。ちょっと悲しすぎて言葉にならなかったので。なんで説明しなかったのかなって。もうちょっと早くしてほしかった」  

同級生らによると、校長から生徒への説明は15分程度で質疑応答の時間もなかったということです。  公表までに時間がかかったことについて、泉南市教育委員会は「スクールカウンセラーなどに相談しながら慎重に進めた結果、時間を要した」としています。

POSTED DATE : 2022年10月12日

大津いじめ自殺、あれから11年

2011年に大津市立中2年の男子生徒=当時(13)=がいじめを苦に自殺してから11年が経ちました。

皆さんはどれくらい覚えているでしょうか?

なんかあったよね、そんないじめニュースという人がほとんどかもと思いますが、当時のいじめられた内容を知ると思い出す人がいると思います。

▪️自殺の練習と葬式ごっこ

体育館で手足を縛り、口を粘着テープで塞がれたり、また自宅に来て貴金属を盗まれたり、あらゆるいじめを受けていたこともショックだったけど、さらに教室や廊下の窓から顔を乗り出してこうしろと自殺の練習を強要されるというやりとりや、はっきりと認められていないが、葬式ごっこが行われたということが、今も僕の記憶の中で衝撃と怒りと伴って強く残っています。

当時、そのいじめ状況はウィキペディアで自殺8日前の状況から詳細に書かれているので、ぜひ見てください。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%B4%A5%E5%B8%82%E4%B8%AD2%E3%81%84%E3%81%98%E3%82%81%E8%87%AA%E6%AE%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6

あれから11年目となった今月11日、生徒の父親(57)らが大津市内で記者会見をしました。

父親は「これだけの時間が経過しても、いじめによる自死や不登校が増え続けている。変わらぬ現状を目の当たりにして、私と息子は残念で悔しくてならない」と声を震わせました。

男子生徒が亡くなったことが13年にいじめ防止対策推進法ができるきっかけとなり、15年には自治体の首長の権限を強化する改正地方教育行政法も施行されたけど、各地で遺族が学校や教育委員会の対応に不信感を抱くケースは減っていません。