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金環日食

2011年5月21日早朝、今回の様に日本列島を広く縦断する金環日食は、平安時代以来だそうです。
僕の住んでいる北陸は残念ながら曇っていて見えにくかったので、テレビでの列島リレーを見ました。日食時間が近づくにつれ辺りがどんどん暗くなり、やがて、次第に明るさを取り戻していく空を見ていると何だかとてつもなく大きな力を感じずにはいられませんでした。
「畏敬の念」と言う言葉を知ってはいましたが、実感したのはこの時が初めてだったと思います。
太陽と月と地球が一直線に並ぶ一瞬、その一瞬を見ている僕と言う小さな人間・・・
もう、この一瞬は奇蹟なんだと思わずにはいられません。
宇宙の奇蹟が金環日食なら、地球という広い世界の中で僕が全国行脚で出会った人々、そして、これから出会って行くであろう人々も又奇蹟なんだろうと思わずにはいられません。
奇蹟の出会いを大切にしていきたいと今、また強く思っています。

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