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徳島市立城東中学校からの感想文


しんしんと雪が降り続く北陸の寒さに震えつつ帰宅した僕を待っていてくれた大きな封筒がありました。 それは1月17日に講演をした城東中学校生からの感想文でした。暑さ2センチぐらいもあり表紙には僕のマウンテンポーズの絵が可愛くイキイキと描かれていました。1年生から3年生まで115名が書いてくれたそれぞれの思いが込められた感想文を一週間かけて一生懸命読みました。 今の中学生達の抱えている問題、そして悩んでいる事柄がストレートに伝わってきました。
60分の講演でこれだけ深く感じ取ってくれた城東中学生の皆さんに、僕もまた人権問題に対する意識を深めました。
ちなみに城東中学校講演日1月17日は僕が大学卒業まで過ごした神戸で阪神淡路大震災が起こった日でした。あの凄まじい体験が生きている命の尊さを教えてくれて、今の僕に繋がっています。
各学年より感想文を一部PICK UPさせてもらいます。
1年 Uさん
「たった一言声をかけるだけでもいじめられている子の支えになるのなら声をかけてあげたいと思いました。登天ポールさんの話の中で、海外の国では中二~高一にかけていじめがなくなっていき、高校生あたりからほとんどないという話を聞いて、いいなと思いました。いじめなんていうくだらないことをするより、ちがうことをする。とても素晴らしい考え方だと思いました。これからも登天ポールさんには「いじめ撲滅」「自殺反対」運動をつづけていってほしいです。一人でも多くの子の支えになってほしいと思いました。がんばってください!」
2年 Kさん
「石川県でイジメをうけた少女に出会った話、歌を聞いて私は心が痛くなりました。『目と目が合ったしゅん間、相手の気持ちが伝わってきた』と登天ポールさんが話した時、私にもその女の子のかかえていた痛みやつらさが伝わってきたような気がしました。
歌詞に『私がみんなになにをしたの?』と言っていました。私は考えてみました。するとその通りでした。何もされていないし何も悪くない。なのにターゲットにされて…。それに気づいた時、私は自分が情けなくなりました。なんでもっと早くに気づかなかったのだろう?気づけてたらイジメを1つでも少なくできたのに…と思いました。これから、私は人の命の重みを重く感じながら生活していこうとちかいました。」
3年 Nくん
「こんな人がまだ日本にいたなんてびっくりしました。それが1番最初に思ったことでした。『いじめ撲滅』『いつも心にマウンテン』などの言葉をすっとでてきて書いてすぐに歌を歌う。『いつも心にマウンテン』とは『いつも心に勇気を』というようにぼくは考えました。これからの自分のモットーにしていきたいと思います。」
3年 Tさん
「登天ポールさんがギター1つで歌っていた歌を聞いて、なぜか涙が出てきました。私は、これからの人生において悩んでいることがあります。それを登天ポールさんが知っているわけでもないのに「頑張れ!」と励まされているように感じました。 「何事もあきらめずに」・「前向きに」・「毎日自分と戦いながら」・「強い信念を持って」 この言葉を今日の人権コンサートで得ることができました。
また、ギターについていた「赤・黄・青」の三色や登天ポールさんのあのカラフルな衣装の色からにも元気をもらいました。私も、登天ポールさんみたいに、誰かのことを思い、その人の幸せを祈ったり助けとなるエールを送れるような大人になりたいと思います!!」

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