POSTED DATE : 2023年1月2日
謹賀新年2023
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
旧年はADOの「新時代」という歌が流行りましたが、2023年はLGBTQを始め、もっともっと多様な生き方が認められる時代になればいいなと思っています。
少しばかり他人と好みが違うだけでいじめられたり、差別されたり、自分らしく生きることができない苦しい社会(学校)なんて、もう「旧時代」のことですよね。
本当の意味での「新時代」になるように、今年も「いじめ撲滅」「自殺反対」「いつも心にマウンテン」を一人でも多くの人々に訴えていきたいと思います。
今年度もよろしくマウンテン
POSTED DATE : 2022年11月23日
昨年度全国の学校が把握した「いじめ」 61万件超過去最多に
文部科学省が先月27日に発表した昨年度の調査結果によりますと、
全国の学校が把握した昨年度のいじめの件数は61万件を超え、過去最多となったことが文部科学省の調査でわかりました。
認知されたいじめの件数は
▽小学校が50万562件、
▽中学校が9万7937件、
▽高校が1万4157件、
▽特別支援学校が2695件の
合わせて61万5351件で、コロナ禍で一斉休校が行われた前の年度より9万8000件余り増え、過去最多となりました。
いじめによる自殺や不登校などの「重大事態」は前の年度から191件増えて705件となり、過去2番目に多くなりました。
また、SNSなどインターネットを使ったいじめの件数は2万1900件と、前の年度よりおよそ3000件増え、これまでで最も多くなりました。
文部科学省は、いじめ増加の背景に、コロナ禍で学校行事の制限や給食の黙食などが続いたことで、人間関係を築くのが難しくなっていることがあるとみています。
自殺の児童・生徒は368人
今回の調査では自殺した児童や生徒の数も示されました。
それによりますと、
▽小学生が8人、
▽中学生が109人、
▽高校生が251人で、
合わせて368人でした。
前の年度より47人減ったものの4年連続で300人を上回っています。
文部科学省は「児童生徒の自殺が後を絶たないことは、極めて憂慮すべき状況だ」としています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221027/k10013872121000.html
POSTED DATE : 2022年10月14日
中1自殺で調査を事実上放置
詳細はこれから明らかになっていくと思うけど、呆れるくらい虚しく、やるせない気持ちなっているのは僕だけじゃないと思います。
以下、MBSニュース記事より抜粋。
今年3月、大阪府泉南市の中学1年生だった松波翔さん(当時13)は自ら命を絶ちました。
翔さんは小学生の時から断続的に不登校になっていて、「いじめを受けたと相談しても教師が対応してくれない」などと母親に訴えていました。
亡くなった後の4か月間、泉南市教育委員会は調査を事実上放置。
さらに学校側が亡くなった事実をクラスメイトに公表したのは自殺から半年以上が経った9月29日のことでした。
今になり「翔さんが亡くなった」と伝えられた同級生は動揺を隠せません。
(同級生) 「悲しかったです。同じ学年の子が亡くなって。一緒に卒業したかったなって。(Q他の友達と話した?)していません。ちょっと悲しすぎて言葉にならなかったので。なんで説明しなかったのかなって。もうちょっと早くしてほしかった」
同級生らによると、校長から生徒への説明は15分程度で質疑応答の時間もなかったということです。 公表までに時間がかかったことについて、泉南市教育委員会は「スクールカウンセラーなどに相談しながら慎重に進めた結果、時間を要した」としています。
POSTED DATE : 2022年10月12日
大津いじめ自殺、あれから11年
2011年に大津市立中2年の男子生徒=当時(13)=がいじめを苦に自殺してから11年が経ちました。
皆さんはどれくらい覚えているでしょうか?
なんかあったよね、そんないじめニュースという人がほとんどかもと思いますが、当時のいじめられた内容を知ると思い出す人がいると思います。
▪️自殺の練習と葬式ごっこ
体育館で手足を縛り、口を粘着テープで塞がれたり、また自宅に来て貴金属を盗まれたり、あらゆるいじめを受けていたこともショックだったけど、さらに教室や廊下の窓から顔を乗り出してこうしろと自殺の練習を強要されるというやりとりや、はっきりと認められていないが、葬式ごっこが行われたということが、今も僕の記憶の中で衝撃と怒りと伴って強く残っています。
当時、そのいじめ状況はウィキペディアで自殺8日前の状況から詳細に書かれているので、ぜひ見てください。
あれから11年目となった今月11日、生徒の父親(57)らが大津市内で記者会見をしました。
父親は「これだけの時間が経過しても、いじめによる自死や不登校が増え続けている。変わらぬ現状を目の当たりにして、私と息子は残念で悔しくてならない」と声を震わせました。
男子生徒が亡くなったことが13年にいじめ防止対策推進法ができるきっかけとなり、15年には自治体の首長の権限を強化する改正地方教育行政法も施行されたけど、各地で遺族が学校や教育委員会の対応に不信感を抱くケースは減っていません。
POSTED DATE : 2022年4月24日
人を傷つけることが、なぜ悲しいことになるのかを。
旭川女子中学生いじめ凍死事件で思うことを書いてみる。
旭川女子中学生いじめ凍死事件は、2021年2月に発生した北海道旭川市の旭川市立北星中学校の女子生徒に対するいじめ、集団性的暴行により当該女子中学生の死亡につながったと報道されている事件です。
旭川市教育委員会は21日、当時、対応に当たった中学校や市教委の教職員の懲戒処分を検討する方針を明らかにしました。 懲戒処分を検討の方針は、21日の市議会経済文教委員会で明らかにされました。 処分の時期は、亡くなった廣瀬爽彩(ひろせ・さあや)さんに対する当時の中学校や市教委の対応の検証なども含め、8月末をメドにまとめられる第三者委員会の最終報告の後となる見通しです。
当時の教職員の対応をめぐっては、教頭が「1人より10人の未来が大切」「加害者にも未来がある」などと発言したと遺族側が主張しています。
15日に公表された第三者委員会の中間報告では、廣瀬さんに対する下記の6項目のいじめが認定されました。
<第三者委員会が中間報告で認定、いじめ6項目>
1.性的な話題をくり返す、体を触る
2.深夜や未明の公園などへの呼び出し
3.飲食代をおごらせる
4.性的な画像の送信の強要
5.性的な行為の強要
6.性的なからかい
※ 関与したのは、同じ中学と他の中学の上級生の男女7人
※認定されたいじめ行為に、さあやさんの「死にたい」という趣旨の発言に対し「死ぬ気もないのに死ぬとか言ってんじゃない」などの不適切な発言をしたことも含まれます。その後さあやさんは増水した川に入り、ひざ下まで水に浸かったことも明らかになっています。
さあやさんが亡くなって約1年2ヶ月。
ようやくいじめが認定されたという安堵感。
そして、あまりにも遅すぎるというため息。
とても複雑な気持ちになりました。
改めてあのメガネをかけたさあやさんの顔写真を見ました。
とても知的な印象で、笑顔が似合う、素敵な女の子で、
なんでこんな少女が、凍死しなければならないのかと、本当に残念、無念に思います。
教職員を処分してもいじめはなくならない。
いじめた生徒を処分してもいじめはなくならない。
もっと根っこの部分を。
僕は生徒たちの心(モラル)をもっと教育してほしい。
小学生の心が柔らかいときに、命の大切さを教えていくこと、
人を傷つけることが、なぜ悲しいことになるのかを。
また若い命が亡くなる前に。
POSTED DATE : 2021年10月19日
2021年10月13日/自殺した児童数過去最多

NHK7のニュース。
今年はコロナ禍もあり、自殺した児童生徒数が415人となり、過去最多となった。
毎日どこかの学校で1人以上の青少年たちが、自ら命を絶っている計算になる。
残念ながらそのほとんどがニュースになっていないけど、その背景には、学校内でのいじめや家族内での問題があると僕は思う。
これからの日本を背負う子ども達が、希望を持てずに死んでいるという、この悲しい現実を、今一度皆様に、自分の家族のことのように考えてくれたら嬉しい。
一人の小学生が死を選んだ背景を、その夜の家族の悲しみを、その友達の切なさを、その多くの涙、これからも続く憂鬱な日々を、、、想像して、一瞬でも小さな命が亡くなった悲しみを、感じ、同じ気持ちになってほしいんだ。
他の遠い国で戦争で死んでしまった子どもたちの悲劇と同じように、今銃を持たないこの国で、僕たちの町で起こっている悲劇を。
僕らは
あなたが死にたいと思うほどの悲しみや絶望を、分かり合えることはできない。
でも僕らは
あなたが生きたいと思うほどの喜びや感動を、一緒になって探すことはできる。
僕らは
あなたと真正面から向き合いたい。といつも願っているし、
その温かい想いは誰の心の中にもある。
今悩んでいるあなたへ
少しの勇気を持ってください。
周りの大人たちに伝えるという勇気を。
POSTED DATE : 2020年9月1日
新型コロナにかかわるいじめ
新型コロナウィルスの影響はいじめ問題にも発展しています。
「戦う相手はウィルスです」という
愛媛県教育委員会人権教育課の文章が素敵でした。
皆さんと共有できたらと思います。
そうですよね、こんな時こそみんなで力を合わせて頑張っていかなくちゃ。

POSTED DATE : 2016年1月30日
Paul's Columnを更新しました
POSTED DATE : 2016年1月30日
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