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昨年度全国の学校が把握した「いじめ」 61万件超過去最多に

文部科学省が先月27日に発表した昨年度の調査結果によりますと、

全国の学校が把握した昨年度のいじめの件数は61万件を超え、過去最多となったことが文部科学省の調査でわかりました。


認知されたいじめの件数は
▽小学校が50万562件、
▽中学校が9万7937件、
▽高校が1万4157件、
▽特別支援学校が2695件の
合わせて61万5351件で、コロナ禍で一斉休校が行われた前の年度より9万8000件余り増え、過去最多となりました。

いじめによる自殺や不登校などの「重大事態」は前の年度から191件増えて705件となり、過去2番目に多くなりました。

また、SNSなどインターネットを使ったいじめの件数は2万1900件と、前の年度よりおよそ3000件増え、これまでで最も多くなりました。

文部科学省は、いじめ増加の背景に、コロナ禍で学校行事の制限や給食の黙食などが続いたことで、人間関係を築くのが難しくなっていることがあるとみています。

自殺の児童・生徒は368

今回の調査では自殺した児童や生徒の数も示されました。

それによりますと、

▽小学生が8人、

▽中学生が109人、

▽高校生が251人で、

合わせて368人でした。

前の年度より47人減ったものの4年連続で300人を上回っています。

文部科学省は「児童生徒の自殺が後を絶たないことは、極めて憂慮すべき状況だ」としています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221027/k10013872121000.html

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