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総社市立総社西中学校からの感想文


岡山県総社西中学校からの感想文を受け取りました。
僕の講演を一人称に置き換えて聞いてくれる力、僕の講演から即、実践しようとする行動力、僕の講演をシャープに切り取り、社会問題へと繋げていこうとする思考力、ナイーブな中学生の感性から講演者、登天ポールに問題提起されたような気がしました。
まずは自分の心を見つめ、友達や家族などの身近な人たちを理解し、そこから社会や世界へと繋げていくことが「いじめ撲滅」「いつも心にマウンテン」への道だと思い、多くの感想文を読ませてもらいました。
以下9編を紹介します。
中学一年生
『私が一番心に残っているのは、端の方に1人の女の子がいたといっていたことです。休み時間が終わり教室へ帰り机を見れば悪口が書かれていて、家に帰るとお母さんが待っている。困らせたくないから笑顔をつくる。その話が頭から離れません。
私も小学生のとき、いじめにあっていたことを思い出しました。毎日、学校が苦痛でした。くつの中にがびょうが入っていたり、いろんな人からさけられたり。辛いことだらけだったのを思いだしました。死んでやる!!とか何度も思ったこともありました。でも、死ねない。悲しむ人がいる。って思えたから今、こうして生きているんだと実感した。「1人じゃない。だれか1人でもみかたはいる。」苦しいとき、そう思いながら生きていこう!!と思えたいい人権講演会でした』
ポール:1人ではないということを自覚ほしい。
     誰かがきっと見てくれているということを信じて/(´▽`*)\
中学一年生
『今日この話を聞いて2つ心に残りました。1つ目は、いじめをしてはいけないこと。私の経験でけんかをしていたのが激しいいじめになり、それからその子は1人ぼっち。私もいじめている1人でしたが、どうしてもその子をすくいたいと思い、勇気をふりしぼり、その子に声をかけました。「一緒にいようよ」と。その子は涙を流してくれました。私はうれしくなり、その子と学校が終わったあと、毎日のように遊びました。今日来てくださった登天ポールさんのお話の中に私の経験した話と似ている話をしているなと感動しました。
2つ目は自さつは絶対にしてはいけないこと。たった1つの命だから大切にしようと思いました。これからも自分を大切にしようと思いました。』
ポール:「一緒にいようよ」という言葉ほど素晴らしい表現はないよね。
      あなたの一言はその子にとって一生忘れない/(´▽`*)\
中学一年生
『私は今まで「人権」についてしんけんに考えたことがありませんでした。先生に「人権」「人権」と言われても人権について知らない私のような人には何のことか理解できませんでしたが、今日の人権講演会を通じて「人権」という言葉の意味を理解することができました。この世界で「いじめ」を受けて苦しむ人々を助けたい、苦しい気持ちをなくし、勇気を出してほしい…このような思いや願いの事を人権というのではないかと思います。今いろんな気持ちをもった人がいます。今ふくざつな気持ちの人がいます。この気持ちを考え、行動することがまさに人権とつながると私なら考えると思います。登天ポールさんのそのやさしい気持ちは私たちの心に大きなえいきょうをあたえると感じました。人権のすばらしさをまじかにできて、きいていた方もうれしかったです』
ポール:「人権」って聞くと難しいように誰もが考えるよね。
     でも相手の気持ちを考え、行動することが人権の基本なんだろうね/(´▽`*)\
中学二年生
『「いじめ撲滅」のために東京の路上から今では全国や外国にまで活動を広げているところを見て、みんなのためによくここまで行動ができるのだなと感動しました。インドでの花を売る少女の歌を聞き、日本ではあまり見ない光景だけど、日本以外の国ではそういった子ども達がもっといると思うと、やりきれないなと思いました。「いつも心にマウンテン」は最初きいたときは何がマウンテンなのかよくわからなかったけど、辛いときでも笑顔でいればいいのだとわかりました。自分の言った「大丈夫?」の一言で誰かを救えるのならば周りの人に非難されてでも言いたい!と今日の講演で思うことができました』
ポール:世界の現状を見ること、それを自分に受けとめること。
     それが世界を変えていくことになるんだと思う/(´▽`*)\
中学二年生
『私もひんぱんにテレビや新聞の報道で「「自殺」や「いじめ」という言葉を耳にしました。でも「自分にはあまり関係ない」というような言い訳をつくって聞き流していました。そんな自分を見つめ直すきっかけとなったものが登天ポールさんの行動力でした。ポールさんは私のように「自殺」「いじめ」という言葉を聞きのがしませんでした。私はひどく後悔しました。でも、みんながみんな、ポールさんのように動くことはできない(しない)だろうと思います。だから私も、動く1人になりたいと思うしみんなから「役に立つ人だ」と思われる存在でありたいと思いました』
ポール:動く1人になるって素晴らしい行動力だね。
     心が動く、人が動くことから人権は始まっていくんだろうね/(´▽`*)\
中学二年生
『苦しいときは笑うというのが心に残った。苦しいときには笑って乗りこえようと思った。いじめは絶対なくさないといけない。自殺もいけない。人権を大切にしようと思った。歌にもあったけど「いつも心にマウンテン」の通りに、自分も心に目標となる高い山を持って過ごそうと思った。インドの人が1日1日を生きるためにがんばっている。そのことにくらべれば日本の人はすごく恵まれていると思う。そのことに感謝して生きていきたい。』
ポール:目標となる高い山を持つこと、それが自分の人生を強くしていくんだ/(´▽`*)\
中学三年生
『私の友達が今日の朝「生きている意味が分からない」と言った友達がいます。その子のつらい気持ちや苦しい気持ちを私も理解していると思うので、今日の午後からその友達に優しい言葉をかけて少しでもその子の支えになりたいと強く思うことができました』
ポール:あなたの勇気ある行動が今日だからこそ生かされると思うよ。
     その姿を見てまた自分も嬉しくなるよね/(´▽`*)\
中学三年生
『日本は戦争以来とても平和を維持していると思う。しかし、毎日のようにニュースなどで殺人事件を見ている。自殺する人も多い。でも、貧しい国ではポールさんの言ったように命を大切にしている。今僕はあまり一生懸命生きてないと思う。生きているのが普通だと思っている。だから、これからは一生懸命生きる』
ポール:貧しさ、豊かってどこで判断するんだろう?心の豊かさを目指したい/(´▽`*)\
中学三年生
『最初、歌い方とか声の張り方で「劇団四季の人?」って思っていましたけど、普通のおじさんでびっくりしました。正直「誰この人」「めんどくさ」と思っていました。でもポールさんの講演の中で1人で聞いていた少女が、声をかけてたら泣いた歌を聞いて小学校の頃のことがフラッシュバックしてきました。
小学生の頃、一時期だけですが、いじめられていたことがあったんです。その時の私の気持ちと歌がリンクしていて、感慨深いものがありました。今はまだ「いじめ」というものが身近になく、実感がわきませんが、これから大きくなって、もし「いじめ」と相対することがあったときは、ポールさんの歌を思いだしてのりこえたいと思います』
ポール:劇団四季のおっさんから、人権エンターテイナーのポールの歌として
     聞いてくれたことが嬉しい/(´▽`*)\

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