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2025年6月2日 長野県/長野市立篠ノ井東中学校

長野市立篠ノ井東中学校80分講演です。

訪れた時はちょうどお昼を終えて掃除の時間帯でした。

生徒たちは静かに黙々と床や机をきれいにしていて、そのまなざしは職人のようでした。

人権担当のK先生にその様子を聞くと、毎日の清掃活動を、一人になって自分自身と向き合う時間と位置づけていて、ただひたすらに目の前の汚れと向き合うことで、結果として無言になる・・・そんな清掃を目指しているとこのとでした。

「掃除は自分の心を磨くこと」

いきなり感動してしまいました。

講演会では活動のきっかけとなった阪神淡路大震災の話をしました。

行きたくても生きることができない6434人の命があったこと。

被災地で出会ったおっちゃんが「悲惨な時こそ笑い飛ばせ」と励ましてくれたこと。

命と向き合わされた経験が僕を突き動かしていたことを丁寧に話していきました。

麻布中学校のドラえもんの問題を例に出して、人間とロボットとの違いをみんなに聞きました。

発表してくれた生徒たちは、しっかりとそれぞれの考えを僕に伝えてくれました。

繋がってきた命、だれも代わることができないたった一つの命を、お互いにこれからも大切してほしいと願い、最後はしあわせマウンテンをめざしてマウンテンソングを歌い、踊りました。

この人生のどこかでまた、出逢えることを楽しみにしています。

いつも心にマウンテン

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