12月16日 徳島県 新野高校人権講演会「もういじめ合っている時代じゃない」
徳島は阿南市になる新野高校へ行ってきました。初めてのハイスクールということで僕の高校時代の話をしました。高1の4月にいきなり餃子の王将でのバイトが見つかり謹慎になった話や高2でバイクが見つかり停学になった話などを交えて、みんなの心へアクセスしていきます。最悪だった、でも卒業した次の年、阪神大震災が起こり、おかげで目が覚めたことを伝えました。最後に「新野高校の歌」を歌いました。この歌の詞は一年生の女子が作詞しました。今の生徒たちのリアルな気持ちを歌にしたいと思って事前に僕から生徒たちへお願いしていたんです。講演一週間前に届いたその歌詞は、あまりにも生々しく彼女らの今が詰っていました。
当たり前の日常に飽きてきている そんな気分がした
何気ない言葉が 君を傷つけていることも 気にしないふりして
君の心にナイフを向けたままで どうして僕は笑っているのだろう
君の心がボロボロになる前に 「ごめんね」を言おう
今まで僕の書く詞はいじめられっ子側の目線でエールを送る詞がほとんどでしたが、彼女たちの詞は、いじめっ子側からの目線で書かれていました。彼女たちの詞を読めば読むほど、いじめっ子側の心に深く流れる自分へのやるせなさや葛藤が見えてきて、正直、涙が溢れてきました。それと同時に僕がキンキラキンということを知ってんのかいと思いましたが、徹夜を繰り返し、ようやく前日に仕上がりました。あまりにも素晴しい歌詞だったので、歌う前に生徒全員に歌詞を配ってもらいました。また高校生の講演やで披露できればなと思っています。「弥宵」のみんな素晴しい詞をありがとう。新野高校のみんな素晴しいマウンテンをありがとう。そして先生方もナイスマウンテン!また逢える日を楽しみマウンテン♪
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