POSTED DATE : 2015年11月8日
2015年11月5日 岡山県/美作市立美作中学校
岡山県の北東部に位置する美作市(みまさかし)は、1200年余の歴史を持つ湯郷温泉があり、女子サッカークラブチーム、岡山湯郷Belleでも有名な美作市立美作中学校80分講演です。
校庭から見渡せる紅葉の渓谷には思わず目を奪われました。
11月1日名古屋の痛ましい中一いじめ自殺を受け、いじめはなぜいけないのか、命はなぜ大切なのかを生徒の心に届くように話しました。たったの一言、声をかける友だちがいなかったのだろうか、誰か一言でも声をかけてあげるクラスメートはいなかったのだろうか、本当に彼の苦しみを誰も思いやる人はいなかったのだろうかなどを考えると、いたたまれなく、「愛の反対は無関心」という言葉を思い出しました。
最後のマウンテンソングで3人の生徒がステージに上がってきてくれました。
体で反応し、行動してくれた生徒たちに会場全員に笑顔が広がりました。
POSTED DATE : 2015年11月2日
2015年11月1日 徳島県/鳴門市鳴門第一小学校
本州と四国の玄関口、鳴門市は風光明媚な観光地です。鳴門第一小学校は創立50周年を迎え、学校、地域、保護者を一体化しての50分講演です。校長先生に鳴門市の状況、児童数の減少等を話してもらいながら、今の日本全体が抱えている大きなテーマに僕自身のできる事は何だろうと考えてしまいました。限られたクラスメート同士がいじめ合う悲しさ、傷つけ合う虚しさ、十代が自殺をするこの国の現状を、近未来に僕たち大人が本気で向き合っていくことになるんだと思いました。
教頭先生から1年から6年生までの幅の開きがあるので途中で飽きさせないように何か工夫をと聞いていましたが、びっくりするぐらい集中して最後まで聞いてくれました。質問に元気よく答えてくれて、また手拍子の打ち方も大変上手にしてくれました。50周年を節目として鳴門第一小学校の子供たちと学校がますます発展していくことを望んでいます。
POSTED DATE : 2015年10月31日
2015年10月30日 香川県/三木町立三木中学校
香川県の東部に位置する文教地区、三木町立三木中学校60分講演です。
高松市近辺では最も生徒数が多く、約850名の生徒達と保護者で体育館は埋め尽くされていました。
校長先生が「本当に純朴無心な生徒達なんです」と我が子を褒めるように紹介してくれたことが印象的でした。壇上での講演となり、生徒との距離感を心配していましたが、間を取り、彼らの呼吸を感じて話すことにより、いつの間にか一体化していました。講演後、人権担当S先生が「人権教育はすぐ結果がでない地道な学習となり、僕も悩む日々ですが、同じように登天ポールさんも悩み、苦しんでいる事を知りました」との言葉に、人権教育者として携わる者同士の心の交流がありました。
POSTED DATE : 2015年10月28日
2015年10月27日 香川県/高松市立塩江小中学校
古くから讃岐の奥座敷として知られる塩江温泉がある高松市立塩江小中学校60分講演です。
塩江温泉は行基が開湯したと伝えられ、空海も修行した歴史ある温泉地です。
今春より3つの小学校が集まり、中学校に併設されて小中併設校として設立されました。
小学4年から6年生までの児童66名、中学生74名、地域の方々はサプライズに登場した僕に戸惑いと緊張を持って聞いてくれました。
小学生から中学生までの6年の開きは 講演テーマを決めるのに難しいものがありました。
また、聞いてくれている年齢差に対する物言いに迷いました。命を傷つけることを、ロボットと人間との違いに例えて話ましたが、小学生には少し難しかったかなとも思いました。
最後まで真剣に耳を傾けてくれていたことにありがとうの気持ちを込めてマウンテンソングを歌いました。
最後にクラスをクレパスのカラーに例え、それぞれの色の良さがあり、役割があることを伝えました。
仲良く素晴らしい学校生活になるように願っています。
POSTED DATE : 2015年10月25日
2015年10月23日 京都府/福知山市日新地域公民館
京都府北部にある福知山市は百人一首で有名な大江山(832m)があります。
市内には福知山城をはじめ歴史的文化が数多く残っています。
福知山市公民館では六人部地区、成和地区と続き、日新地区は3つ目の開催になる福知山市教育委員会主催「共に幸せを生きるまちづくり人権講座」90分講演です。
地域住民、教育関係者の方々が多数参加してくれました。
僕の生い立ちから現在に至るまでの話をしました。音楽に合わせた参加型の歌を歌い、最後のマウンテンソングには先輩方のあまりにも素晴らしいナイスマウンテンに感動しました。
ハッピーな未来、福知山市住民の方々の幸せ願い、いじめ撲滅の思いを共有しました。
POSTED DATE : 2015年10月18日
2015年10月18日 兵庫県/神戸市立妙法寺小学校(保護者対象)
神戸市9区の中の1つ、須磨区は僕が小学3年から大学まで過ごした場所です。南部に須磨海岸があり、また平安時代に起きた一ノ谷合戦の舞台でもあります。北部は新興住宅地で、山間いにある妙法寺小学校保護者対象60分講演です。
2007年全国行脚の時、大変お世話になった大学時代の親友ファミリーと再会。今回親友の姉がPTA役員ということもあり、地元神戸での講演が実現しました。多くの保護者が集まってくれ、後ろには立ち見が出ていました。なぜキンキラキンでいじめ撲滅活動を始めるようになったのかを話しました。時々不安になったり、悩んでいる時、「ポール、大丈夫やから!」と声をかけてくれる人の存在を話し、もし身近にいじめられている人がいたら、一言声をかけてあげてほしいと伝えました。最初から最後までフォローしてくれたBご夫妻の笑顔に見送られた日曜日、いつにも増して輝いて見えたサンデーサンシャインでした。
講演後、早速Sさんより感想メールが届きましたので、紹介しておきます。
『登天ポール様
本日は妙法寺小学校にて、温かいお話しありがとうございました。
最前列でモゾモゾしていた親子ですがお話しの後、娘に「ありがとう」とお声かけ頂いて、シャイな娘はお返事もそこそこで失礼しました。
楽しかったみたいで家に帰って嬉しそうに兄と一緒にハッピーマウンテンしてました。
お話しの中で自らの苦労話しや、マネージャーさんとの仲直りの話しなど
、ポールさんの真っ直ぐなお人柄に感動しました。
大変なことも多いかと思いますが応援しております。
私も真剣に子供と向き合ってハッピーマウンテンで頑張りたいです!
ありがとうございました!』
ふるさとを身近に感じた講演となりました。
POSTED DATE : 2015年10月16日
2015年10月16日 大阪府/豊中市立北丘小学校
大阪府北部に位置し、都会の喧騒をも忘れさせてくれる豊中市立北丘小学校90分講演です。(前半45分は児童向け、後半45分は保護者向けです)
大阪の中でも豊中市は人権教育に熱心な取組みをしています。豊中市は小学校の中に地域の公民館があります。S校長先生は地域との連携、第三者との斜めの関係を意識した取り組みに力を入れています。地域の皆様のご協力を得て、今回の講演が実現しました。
扇形の隊形で聞いてくれた子ども達は、事前に渡していたマウンテンソングをしっかり聴いてくれていました。アコースティックギターのメロディーちゃんを紹介していると、「マウンテンソング歌って~歌って~」の声が多数あがり、初めて弾き語りのマウンテンソングを披露しました。
保護者向けの後半は、こんなにいじめ撲滅本、ハウツー本が出ているのにも関わらず、なかなか減少していかないいじめ問題の難しさと、この問題への向き合い方を話をしました。
POSTED DATE : 2015年10月14日
2015年10月14日 香川県/坂出市立松山小学校
香川県北部のほぼ中央に位置する坂出市。五色台山麓に位置する松山小学校45分講演です。
5月の坂出市校長会でK校長先生と出会いました。その時K校長先生は一瞬でビビっときて下さったらしく今回の実現となりました。校区には白峰山に崇徳天皇陵・白峰陵・白峰寺があり、歴史上有名で貴重な文化財が多くあります。校内には立派な松が何本もあり、風光明美な情景を漂わせています。授業参観もあり、多くの保護者も出席していました。
講演では僕の小学時代の体験と、現在の人権講演における登天ポールの広がりを箱の中のクレパスに例え、それぞれに役割があって、それぞれが必要であることを伝えました。
ラストのマウンテンソングでは朝の放送で馴染んでくれたこともあり、一緒に口ずさみ踊ってました。講演後、中庭で6年生と記念撮影。みんなでいじめのない未来を願いました。
POSTED DATE : 2015年10月13日
2015年10月13日 香川県/宇多津町立宇多津北小学校
本州と四国を繋ぐ瀬戸大橋を渡ると香川県の宇多津町。
落ち着いた環境の中、瀬戸内海側は新しい新興住宅地、南は歴史ある山間地帯で、バランスが整った町、宇多津町立宇多津北小学校60分講演です。
地域住民と学校の信頼関係は厚く、現在も児童数が増え続けています。
今春に校長先生とお会いしていて、地元の寄付団体の協力を得て今回の講演が実現しました。
体育館に入るとステージ右壁に「スクールへレッツゴー♪」というポップな歌詞が掲げられ、校歌と同じく全校児童で歌われているとのことです。講演前に全校児童の歌声がステージ裏まで届き、とても感動しました。
講演ではいじめ撲滅のきっかけの話を説明しました。阪神淡路大震災の話では、みんな静まり、真剣に聞いてくれました。「命」について生きるとは何か、自分の命とは何かを話しました。ラストは「もっとハッピーで行こう!」とマウンテンソングを歌いました。約700名の宇多津北小学生は最後まで元気よく、「元気 きれい いのち」の合言葉を、身振り手振りを交えての大合唱で、お礼の言葉として返してくれました。
後片付けをしていると低学年の下校時間と重なり、「これからも頑張って下さい!」と子どもたちからも熱いエールをもらい、「ありがとう、みんなもね!」と言った後、僕自身もジーンとなってしまいました。教頭先生、校長先生、地域住民の方々の熱い思いを受けて、より頑張っていこうといじめ撲滅の思いを新たにしました。