ロマンというもの
金沢から神戸に転居して1か月半が経ちました。
2010年に(いつも心にマウンテン)を出版した時の担当者のNさんからエールのメールが届いた。
その内容はあまりにも高尚で僕を考えさせるものだった。
そして僕の背中を頑張って前進しろ!
ロマンがあるじゃないか!
とのメッセージに取れた。
あまりにも素敵なのでここに紹介したい。
『批評家に山本夏彦さんという方がいらっしゃいました。
この人が遺した言葉の一つは「何用あって月世界へ」。
アメリカが国の威信をかけて人類を月へ送った。
果たしてそれに何の意味が?
大金をかけて食糧不足を、貧富の差を、各地の内戦を解決できたわけではありません。
しかし、それに多くの人が命をかけてきました。
科学の追究は人類を好適環境に導くと、という考えもありますが、
一方で国家的政策とは別に、携わる人々の多くは、そこにロマンを感じていたのだと思います。
実際、人々の記憶に月面着陸は印象づけられ、
世界の人々に、同時多発的な精神エネルギー改革を起こしたのではないかと思います。
そんな芸当は容易にはできない。
それ自体、お金に換算できないもの。
それがロマンです。
しかし、ロマンは時として、大きな価値を生むものなのだと思います。
お金に替えられない価値を、を~!
ではご健闘をお祈りしております。』
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