大阪市立桜宮高校2年の男子生徒自殺について
自殺反対を掲げている僕にとって新年から身が引き裂かれる思いになりました。
昨年12月23日、大阪市立桜宮高校2年の男子生徒が、所属していたバスケットボール部顧問の男性教諭の体罰を苦に自殺しました。自宅の部屋で学校制服のネクタイで首を吊っているのをお母さんが発見しました。17歳の命でした。
クリスマスイブの前夜、決意を固めた彼の心境を考えると、いたたまれない悲しさが込みあげてきます。
しかし僕はあえて自殺をした息子を発見したお母さんの悲しみの方へ比重を置きたい。
彼の体罰の苦しみの何百倍、何千倍もの苦しみを、これからお母さん(遺族)は一生かけて体験していくことになるでしょう。そう思うとやっぱり僕は強い感情が込み上げてくる。
死んだらダメだ。
死んだらダメだ。
死んだらダメだ。
最後の最後でぐっと堪えるたくましさを…
最後の最後で愛する人を思う誰かを…
持っていてほしかった。
体罰の教師、悪質ないじめ、その問題のもっともっともっと前に、
僕は死んでしまおう思うほどの時によぎる魂の言葉を伝えていきたい。
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