阪神淡路大震災から16年
当時19歳だった僕はヤンチャ盛りで助け合いや思いやりなんて言葉をしりませんでした。しかし目の前に飛び込んできたのは想像を絶する景色だった。ガス水道電気すべてのライフラインが止まる中、神戸の人々は暗闇の中で力を合わせた。
悲惨なときこそ笑い飛ばそうやないか!
近所のおっさんが放ったその一言が笑顔に変えた。
助けたくても助けることができなかった命があり、人間の無力さも知った。
あれから16年。
今僕は講演で学生たちに震災の話をしている。
今の中3が震災の起こった年に生まれた子どもたちだっていうんだからもうビックリ。
これからも多くの学生たちに震災を通して学んだこと、命の尊さを、助け合う素晴らしさを、そして金でもなく物でもない、大切なのは仲間の命なんだと伝えていければと思う。
もちろん歌って踊ってギターで弾き語りながら…
犠牲者6434名。
心からご冥福をお祈りします。
2011年1月17日
登天ポール
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