3月自殺対策強化月間 ― 心閉ざしたらあかん ―
月別自殺者の最も多い3月を(命を守る自殺対策強化月間)と定められています。
そんなおり、くしくもまた悲しいニュースが飛び込んできました。
広島県三原市の県立総合技術高校1年の男子生徒(16)が24日、自宅で首をつっていたのです。
学校によると、24日早朝、生徒が同市内の自宅で首をつっているのを家族が見つけました。
生徒は21日まで部活に参加していたが、22、23日は体調不良を訴えて練習を休んでいました。
両親によると、生徒は入学直後から通院のため、週に1度、部活を休んでいたが、最近はさらに休みがちになっていました。このため、23日夕に理由を尋ねたところ、「部活を休んだ翌日、部室の棚が荒らされたり、教科書がなくなったりした」と涙を流し、「(野球部を)辞めたい」と訴えたという。
このニュースに接した時、
兵庫県加古川市で塾を経営している友人が語ってくれたことを思い出しました。
全く同じようないじめ状況だったので、とても深い悲しみに襲われました。
その時作った詩があります。
足が痛くて 部活休んだ
母と病院の後 買い物行った
次の日友達「なに部活サボって買い物行ってるねん」
片方スパイク隠されて 仲よし友達 離れていった
「なんで部活しなくて帰ってくるの!!」
家に帰ると母に怒鳴られ
小学校からずっとやってきた部活
「やめたい」って言えなかった
お母さん ごめん…
部活行きたいけど 行くのが怖い
あのドアを開ければ
「何でここにおんねん」って世界が待っている
怠け者の弱い僕でこめん… こんな自分を一番嫌いなのは自分 一番分かってる…
1人で泣いたり 1人で悲しんだり 1人であきらめたり…
1人の大人に話すことによって すべてが変わる瞬間がある
1人、2人裏切られたとしても 心閉ざしたらあかん
昨日の友達じゃなかったかもしれない
今日の先生じゃなかったかもしれない
明日のお父さん、顧問、教頭先生かもしれない
1人、2人裏切られたとしても 心閉ざしたらあかん
1人、2人裏切られても
本気で戦ってくれる人がいるから 負けたらあかん
必ず君の声を待ち続けている大人がいるから
僕たち大人に何度もチャンスを与えてほしい
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