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登天ポールの「自殺反対、いじめ撲滅」キャンペーン全国行脚 

POSTED DATE : 2022年10月14日

中1自殺で調査を事実上放置

詳細はこれから明らかになっていくと思うけど、呆れるくらい虚しく、やるせない気持ちなっているのは僕だけじゃないと思います。

以下、MBSニュース記事より抜粋。

今年3月、大阪府泉南市の中学1年生だった松波翔さん(当時13)は自ら命を絶ちました。

翔さんは小学生の時から断続的に不登校になっていて、「いじめを受けたと相談しても教師が対応してくれない」などと母親に訴えていました。  

亡くなった後の4か月間、泉南市教育委員会は調査を事実上放置。

さらに学校側が亡くなった事実をクラスメイトに公表したのは自殺から半年以上が経った9月29日のことでした

今になり「翔さんが亡くなった」と伝えられた同級生は動揺を隠せません。

 (同級生)  「悲しかったです。同じ学年の子が亡くなって。一緒に卒業したかったなって。(Q他の友達と話した?)していません。ちょっと悲しすぎて言葉にならなかったので。なんで説明しなかったのかなって。もうちょっと早くしてほしかった」  

同級生らによると、校長から生徒への説明は15分程度で質疑応答の時間もなかったということです。  公表までに時間がかかったことについて、泉南市教育委員会は「スクールカウンセラーなどに相談しながら慎重に進めた結果、時間を要した」としています。

POSTED DATE : 2022年10月12日

大津いじめ自殺、あれから11年

2011年に大津市立中2年の男子生徒=当時(13)=がいじめを苦に自殺してから11年が経ちました。

皆さんはどれくらい覚えているでしょうか?

なんかあったよね、そんないじめニュースという人がほとんどかもと思いますが、当時のいじめられた内容を知ると思い出す人がいると思います。

▪️自殺の練習と葬式ごっこ

体育館で手足を縛り、口を粘着テープで塞がれたり、また自宅に来て貴金属を盗まれたり、あらゆるいじめを受けていたこともショックだったけど、さらに教室や廊下の窓から顔を乗り出してこうしろと自殺の練習を強要されるというやりとりや、はっきりと認められていないが、葬式ごっこが行われたということが、今も僕の記憶の中で衝撃と怒りと伴って強く残っています。

当時、そのいじめ状況はウィキペディアで自殺8日前の状況から詳細に書かれているので、ぜひ見てください。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%B4%A5%E5%B8%82%E4%B8%AD2%E3%81%84%E3%81%98%E3%82%81%E8%87%AA%E6%AE%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6

あれから11年目となった今月11日、生徒の父親(57)らが大津市内で記者会見をしました。

父親は「これだけの時間が経過しても、いじめによる自死や不登校が増え続けている。変わらぬ現状を目の当たりにして、私と息子は残念で悔しくてならない」と声を震わせました。

男子生徒が亡くなったことが13年にいじめ防止対策推進法ができるきっかけとなり、15年には自治体の首長の権限を強化する改正地方教育行政法も施行されたけど、各地で遺族が学校や教育委員会の対応に不信感を抱くケースは減っていません。

POSTED DATE : 2022年10月1日

これまでの歩み

路上                     学校・生涯学習
        

メディア                  感想文
    

POSTED DATE : 2022年7月20日

2022年7月18日 兵庫県/六甲アイランドリバーモール

本日午後2時より始まったいじめ撲滅キャンペーン。

今回も神戸の六甲アイランドで行いました。

たくさんの子供たちが興味をもってくれて、中には前回見に来てくれた人もきてくれて、一緒にマウンテンポーズをしました。

「いじめに負けないで。元気をだしてほしい。」

会場は優しさ溢れるあたたかな空気に包まれました。

悩んでいる君へ

元気出してくださいね。

いつも君のことを思っているし、応援しているから。

 いつも心にマウンテン

POSTED DATE : 2022年6月25日

2022年6月20日 大阪府/豊中市立小曾根小学校

豊中市立小曾根小学校、低学年45分、高学年45分講演です。

最初に体育館に集まった1,2,3年生の児童に「トーテムポールって知っている?」と聞くと、

ひとりの男の子が運動場を指さしました。

なんとあるじゃないかトーテムポールが。(懐かしい、、昭和の頃の小学校しかないと思ってた、、失礼)

そのトーテムポールから連想したんだよと名前の由来を話して、いざ本題へ。

この活動を始めたきっかけや今も止むことなく続いているいじめ自殺への悲しさを歌にして伝えました。

講演の終わりに「いじめってなぜだめなの?」と聞いて見ました。

みんな元気よく手をあげてくれて、たくさん発表をしてくれました。

小曾根小学校HPにも記事が載っています↓ありがとマウンテン!

http://www.toyonaka-osa.ed.jp/cms/ozone/index.cfm/1,1213,14,135,html

4,5,6年生には、不安、悩み、孤独を抱えている人を見かけたら一言声をかけてあげてほしいとお願いをしました。

今日のいじめ撲滅の想いをすべてメロディーに乗せて「friend song~ともだちのうた~」を歌いました。

6年生は明日より修学旅行へ行くのだそう。

どうか素晴らしい思い出を作ってきてくださいね。もちろん仲良しマウンテンで。

POSTED DATE : 2022年6月14日

2022年6月12日 香川県/高松市人権の会

香川県人権の会の皆様へ動画メッセージという貴重な機会を戴きました。

「つながり」というテーマでお話をしました。

『コロナ禍になり、人と人とのつながりは少なくなってしまいました。

飲食店はもちろん、アーティストやミュージシャン、劇団員なども活動の場がなくなり、実際につながり合う機会も失っていきました。

私も例外ではありませんでした。

講演会が何件もキャンセルになって、子供たちや先生方との繋がりあう場所がなくなりました。

家で悶々とする日々の中で、なかなか前のようにベクトルが人権にまっすぐ向けることができなくなったり、この状況から逃げようと思ったこともありました。

そんな中、今年4月に入って、大阪豊中市教育委員会より、8校のオファーを頂き、よし!と
もう一度スイッチを入れ直した時、香川県にいる石原先生からも動画依頼を頂きました。

心が迷ったり、不安になったり、そんな時にぐびっと真正面に引き寄せてくれる人がいる。

いつも気にかけてくれている人がいる、

いつも心のどこかでつながっていてくれている人がいるってことって、

これほど強く生きていけるものはないんだなって。

先週、豊中市の小学校での講演後、後片付けをしていると、

数人の子が駆け寄ってきて、手伝ってくれたんです。

それを見た担任の先生が驚いて、

「いつも教室の隅にいて、あまりしゃべらない子なのに、


生き生きして、ニコニコして近寄っていったのは感動しました」

って言ってくれました。

僕が子供たちと繋がったように、僕自身も石原先生がまた今こうして、つなげて頂いてもらって、

登天ポールという前進という大きなチカラをもらっています。

つながるということ。それは常に誰かを思うこと、関わること、そして行動すること。

それこそが人権の源なんだと思います。』

POSTED DATE : 2022年6月10日

2022年6月9日 大阪府/豊中市立野田小学校

豊中市の阪急庄内駅から徒歩5分に位置する野田小学校での2年生45分、4年生45分講演です。

新学期が始まって約2か月が経ちました。

新しい友だちできたかな?仲間同士のつながり合いはできたかな?

みんなの表情を見ながら、いじめをなくそうと活動してきた出来事を話していきました。

「なぜいじめはダメなの?」「なぜ命は大切なんだろう?」

路上で出会ったいじめられっ子の女の子のうたを歌いながら、みんなに問いかけていきました。

『心の温かい場所へ届いてほしい。そして何かを感じてもらえたら・・・』

最後はみんなでマウンテンソング。

いじめのない明日をめざして、踊りながら、笑顔で感じ合いながら、しあわせマウンテンへ登っていきました。

野田小学校のHPにも今日の出来事が載っています↓

http://www.toyonaka-osa.ed.jp/cms/noda/index.cfm/1,2416,18,100,html

POSTED DATE : 2022年5月28日

2022年5月27日 大阪府/豊中市立克明小学校

豊中市の中心部に位置する克明小学校4先生の出前講座45分×45分です。

今日の日を克明小の4先生児童はとても楽しみにしてくれていました。

お昼休みにはいじめ撲滅のテーマソングである「マウンテンソング」を何度も流してくれて、ほぼ全員が歌える状態で驚きました。

オープニングVTRで手拍子が起き、元気よく登場すると、うぉ~本物や~と声援が飛び交いました(笑)。

全国行脚の話ではまだみんなが生まれる前の出来事だったので、真剣に耳を傾けてくれて、僕はいじめられた子との出会いを語りました。いじめられた子の気持ちを歌った曲「香林坊の少女」ではそれぞれの心に沁みわたるように、丁寧に歌いました。

新しく作った弾き語りソングも披露し、最後はいじめのない明日をめざしてみんなで「マウンテンソング」で踊り、マウンテンポーズをして、感じ合いました。

帰る時、最後まで車を追いかけてくれて、マウンテンポーズをずっとしてくれた5名の少年たちよ、

ありがとマウンテン!バックミラーの中で小さくなって消えるまで、必死になって追いかけてくれているシーンは僕のダイアモンドメモリーとなりました。

POSTED DATE : 2022年4月27日

2022年4月26日 滋賀県/びわこ成蹊スポーツ大学

琵琶湖の西岸あるびわこ成蹊スポーツ大学での100分講義です。

びわこ成蹊スポーツ大学が掲げる基本方針は、 多様な現代社会のなかで、スポーツから体得する「行動力」と学びから修得する「考動力」にあります。探究心と積極的に行動する力を併せ持ち、豊かな教養と高度な専門性を有する人材を育成するため6つのコースを設けています。 

2012年日本青年会議所「人間力大賞」を受賞した時、取材をしてくれた作家の城島教授から3年ぶりに連絡があり実現しました。

4月から大学生になった生徒たちや、新学年になり始まった3年生のゼミ生の前で、これまでの活動や歌を披露しました。

生徒たち一人ひとりが何かを感じてくれていたら嬉しいです。

POSTED DATE : 2022年4月24日

人を傷つけることが、なぜ悲しいことになるのかを。

旭川女子中学生いじめ凍死事件で思うことを書いてみる。

旭川女子中学生いじめ凍死事件は、2021年2月に発生した北海道旭川市の旭川市立北星中学校の女子生徒に対するいじめ、集団性的暴行により当該女子中学生の死亡につながったと報道されている事件です。

旭川市教育委員会は21日、当時、対応に当たった中学校や市教委の教職員の懲戒処分を検討する方針を明らかにしました。  懲戒処分を検討の方針は、21日の市議会経済文教委員会で明らかにされました。  処分の時期は、亡くなった廣瀬爽彩(ひろせ・さあや)さんに対する当時の中学校や市教委の対応の検証なども含め、8月末をメドにまとめられる第三者委員会の最終報告の後となる見通しです。  

当時の教職員の対応をめぐっては、教頭が「1人より10人の未来が大切」「加害者にも未来がある」などと発言したと遺族側が主張しています。

15日に公表された第三者委員会の中間報告では、廣瀬さんに対する下記の6項目のいじめが認定されました。

<第三者委員会が中間報告で認定、いじめ6項目>

1.性的な話題をくり返す、体を触る

2.深夜や未明の公園などへの呼び出し

3.飲食代をおごらせる

4.性的な画像の送信の強要

5.性的な行為の強要

6.性的なからかい

※ 関与したのは、同じ中学と他の中学の上級生の男女7人

※認定されたいじめ行為に、さあやさんの「死にたい」という趣旨の発言に対し「死ぬ気もないのに死ぬとか言ってんじゃない」などの不適切な発言をしたことも含まれます。その後さあやさんは増水した川に入り、ひざ下まで水に浸かったことも明らかになっています。

さあやさんが亡くなって約1年2ヶ月。

ようやくいじめが認定されたという安堵感。

そして、あまりにも遅すぎるというため息。

とても複雑な気持ちになりました。

改めてあのメガネをかけたさあやさんの顔写真を見ました。

とても知的な印象で、笑顔が似合う、素敵な女の子で、

なんでこんな少女が、凍死しなければならないのかと、本当に残念、無念に思います。

教職員を処分してもいじめはなくならない。

いじめた生徒を処分してもいじめはなくならない。

もっと根っこの部分を。

僕は生徒たちの心(モラル)をもっと教育してほしい。

小学生の心が柔らかいときに、命の大切さを教えていくこと、

人を傷つけることが、なぜ悲しいことになるのかを。

また若い命が亡くなる前に。