POSTED DATE : 2026年1月1日
新年のごあいさつ
あけましておめでとうございます。
昨年も全国の学校や地域で、たくさんの出会いに恵まれ、本当にありがとうございました。
子どもたち、先生方、地域の皆さまと向き合う中で、
私はあらためて
「人は誰でも、かけがえのない、世界でたった一つの存在である」
ということを、何度も確かめる一年でした。
人権という言葉は少しかたく聞こえるかもしれません。
でも、私が音楽とパフォーマンスを通して伝えているのは、
とてもシンプルな想いです。
「あなたは大切」「目の前のその人も大切」
この二つを、心に届く形で伝えたい。
それが、登天ポールの活動の原点です。
■ 人権研究会の皆さまと生まれた一曲
昨年度は、人権研究会の皆さまと一緒に
「WE ARE THE FAMILY 〜いじめ反対の歌〜」
を制作しました。
2月最終週の「ピンクシャツデー」にあわせ、
ピンク色の服や小物を身に着けて集まり、
この歌をみんなで歌いました。
ピンクシャツデーは、
いじめに反対する意思をピンク色で表す世界的な運動で、
2007年にカナダで始まり、今では約180の国や地域に広がっています。
この日は、
「WE ARE THE FAMILY」のコーラスを参加者全員で録音し、
いじめで悩む子どもたちに届くように
一人ひとりが想いを込めて歌いました。
この楽曲は現在アレンジを進めており、
近日中のリリースを目指しています。
全国の学校で子どもたちが歌い、
そしてピンクシャツデーで世界中に響く
“いじめ反対の歌”になることを願って活動しています。
■ 講演で届けたいもの
私の講演は、
ただ話を聞く時間ではありません。
歌い、声を出し、心を動かしながら、
「いじめをしない勇気」と「自分を大切にする力」
を育てる時間です。
ギターを抱えて歌い、
ときには「マウンテン!」と笑いを生みながら、
ときには涙がにじむほどの実話を語りながら、
子どもたちの心に「いじめをしない勇気」と
「自分を大切にする力」を届けるのが、私の講演スタイルです。
昨年スタートした モノモノタウン も、
「誰もが安心して自分らしくいられる居場所」として少しずつ育ってきました。
人権を“知識”ではなく“体感”できる場を、これからも広げていきたいと思っています。
もし今年、
「子どもたちに命の大切さを伝えたい」
「いじめや人権について、心に残る形で学ばせたい」
とお考えでしたら、ぜひ一度お声がけください。
笑いと音楽と真剣なメッセージが一つになった時間を、責任をもってお届けします。
音楽と笑顔と本気のメッセージで、
子どもたちの心に、確かな種をまきます。
本年も、
人が人として大切にされる社会を目指して、
歌いながら、一歩ずつ進んでいきます。
どうぞ今年もよろしくお願いいたします。
そして――
いつも心にマウンテン
POSTED DATE : 2025年8月29日
悩んでいる君へ~新学期が始まる前に~
長い夏休みが終わりいよいよ新学期を迎える。
毎年この時期に子供たちの不登校や自殺のニュースが多く増える。
もしも今君がこのブログを見てくれていて、学校へ行くかどうか悩んでいるならば、一度勇気を出して保護者、または周りの信頼ある大人たちに相談をしてほしい。
大切な君の命にかかわる話だから。
きっと必死になってきっと君の心と向き合ってくれると思う。
世界でたった一つの君の命は誰にも変わることのできない貴い命。
その命を傷つけることは誰であっても許されることではない。
いじめ問題に対して学校の対応や法律が追い付いていなくて苦しい思いをしてしまうこともあると思う。
例えば学校は行かなくていいとか、逃げろとか、いじめられる側が行動を起こさなくてはならないとか。
でもおかしいよね。悪いのはいじめた側なのに。
しかし、君を最優先で考えたいんだ。
今はその悔しさを、悲しみを、切なさを、やるせなさをぐっとこらえて逃げて、僕も我慢し、ぐっとこらえている。
だから君は一人ではないってことを忘れないでほしい。
WE ARE THE FAMILY.
僕らは歌っている、いじめ反対のうたを。
2025.8.29
POSTED DATE : 2025年5月12日
気持ち新たに「いじめ撲滅」の書初めをしました。

いじめや孤立で悩んでいる子どもたちへ
僕はいつもあなたのそばで応援しているから。
いつも心にマウンテン
POSTED DATE : 2025年1月17日
阪神淡路大震災から30年



あれから30年。
黙祷を捧げようと初めて震災の集いに参加しました。
始発なのに満席。
通勤ラッシュかのように朝の5時の三宮はたくさんの人で溢れかえっていました。
会場となった東遊園地は1.17の数字と今年の言葉寄り添うが約7000本のろうそくで作られていました。
地震があった5時46分。その20秒前から会場に時報が流されました。
『まもなく5時46分をお知らせします、ピピピ、ピーン』
黙祷と言う言葉が鳴り響き約7万5千人が一斉に黙祷を捧げました。

亡くなった6434人の思い・・・悲しみ、苦しみ、やるせなさ、無念、そんな一人ひとりの思いを巡らせてみるけど心がいっぱいいっぱいになって、もう普通の感情ではいられなくなっていました。中には家族がなくなった人もいるだろう。たくさんの悲しみを乗り越えてきた人たちの祈り、60秒を待たずに涙が溢れてきました。
澄み切った1月の寒空の中で伝わってくる人々の思い。
ただただ平凡な明日が続いていってほしいと願う思い。
こんなに人々がみんな平和へと込めたら、人をいじめたり戦争したり、そんなことがなくなるんだろうと心から思いました。
POSTED DATE : 2024年12月25日
HAPPY MERRY CHRISTMAS 2024

POSTED DATE : 2024年3月28日
2024年3月17日 能登半島地震被災地へ03

輪島市立三井小学校の卒業記念セレモニーは午前中に行われる。
セレモニーの会場となる体育館は震災の影響で使用できず教室となり、僕のステージは正門玄関前でお願いしますとなった。しかしなにやら進入禁止のコーンが置かれている。右側半分に校舎の壁が剥がれ落ち、コンクリートの塊がまだ撤去されず残っている状態だった。
『みんな僕のことを覚えてくれているかな~』
僕は卒業生たちが正門で記念撮影するために出てきたタイミングで、サプライズで登場し歌いだすといった流れだった。
近年コロナの影響で、毎年恒例となっていた夏まつり「三井の里フェスティバル」に参加できず不安になかったが、今は卒業式の晴れ舞台に花を添えることができるように一生懸命にパフォーマンスすることだけに集中しリハーサルを始めた。

控室となった放送室で衣装に着替えた僕は、ドキドキしながらその時を待っていた。
廊下から卒業生の声が聞こえた。
しかし、数分たってもなぜだか一向にお呼びがかからない。バレないようにそっと廊下へ出て、正門の外を覗いてみると、音響担当の山本君がなにやらそわそわしているではないか。
あれだけリハーサルしたスピーカーから音が鳴らなかった。
出ていきたい衝動を抑え、もう少し我慢して待っていると、もう山本君の顔がまるで冬の日本海のように荒れ、白波が立ち、次第に青ざめていく様子が見てわかった。しかもこともあろうか、しびれを切らした学校関係者が「と、と、とうてんポール、来てます!この後登場します!」とシャウトしているではないか。
『終わった・・・』
神戸から輪島まで約500キロ。
三井小学校卒業生たちがまさかと驚き、歌いだすと同時に喜ぶ顔を夢見て、ただひたすら真夜中の名神・北陸高速道路を飛ばしてきたシーンが走馬灯のように浮かんでいた。
POSTED DATE : 2023年8月17日
2023年8月11日 香川県/高松人権研究会











香川県人権教育研究会30分講演です。
高松市内、および近郊の幼少中高の先生方や教育関係者などで1年に約4回、石原先生が先導して人権教育の勉強会を開いています。
石原先生は人権感覚は常に磨くことを大切にしています。
時代によって、その都度、その立場によっても人権は変わっていくものです。
最新の人権問題について、あらゆる角度から探して発表してくれます。
特に人間愛、人類愛の絵本、アーティストの歌詞、世界のCM等、人権教育に関わるすべて、ほんとうにどこで見つけてきたんだろうと思うものをいつも披露してくれて、大変勉強できる貴重な機会を提供してくれています。
その懇親会の中で、30分時間をいただきました。
今回は2011年冬に、アパルトヘイト廃止に導いた人権の父とよばれるネルソンマンデラ氏に会いに、南アフリカ共和国へ行った話をしました。
ケープタウンの港から高速船で20分にあるロベン島で、彼は牢獄生活約30年を過ごしました。牢獄内でいくつもの過酷な労働を課せられてもなお、白人の非白人の平和を夢見て、あきらめず、南アフリカ大統領までになったマンデラ氏のゆるぎない信念を歌にした、ギター弾き語り曲「GET and GIVE~ネルソンマンデラの愛~」を披露しました。
当時は僕のいじめ撲滅・自殺反対活動の10年目にあたり、この先どう活動していいかなど揺らいでいた気持ちや葛藤を歌いました。
歌い終わった後、たくさんの拍手を頂き、参加者の多くが僕の活動を続けていくことへの思いや困難をメロディーから感じ取ってくれてたのがとてもうれしかったです。
最後はしあわせマウンテンをめざして「マウンテンソング」を披露しました。
山の日ということもあり、参加者みんなで山のポーズをして、差別のない未来へ心をひとつにしました。
POSTED DATE : 2023年4月18日
過去にいじめられた中学時代の背景

岸田文雄首相が訪れた和歌山市の応援演説会場で爆発物を投げたとして4月15日、威力業務妨害容疑で現行犯逮捕された岸田首相襲撃事件。
「市議会議員になりたい。被選挙権を引き下げてほしい」と去年6月には、参議院議員選挙に立候補できなかったのは憲法違反だとして、国を訴えていたことも分かりました。
文春オンラインの記事によると、木村容疑者は中学時代にイジメに遭い、性格が暗転していったという。
中学生時代の同級生の話では、木村容疑者は小学生の時は人気者だったが、中1の後半から仲間外れになり、半年間は皆から無視されるいじめを受けていたという。
2年生になってからは見かけることも減り、彼は授業には出ずにカウンセリング室に通うことなり、その頃から少しずつ暗く内向的になっていったとのことです。
もしも心の支えになるような仲間がいれば、喜怒哀楽を分かち合う友がいたらと思うと、このような行動を起さなかったんじゃないかなという気がします。
学校で心の教育の授業(命の尊さ、友の素晴らしさ、人権教育といった勉強以外の時間)をどれだけ作ることができるのかも今後の課題となるのではないでしょうか。
POSTED DATE : 2023年4月5日
こども家庭庁に期待

今月1日、東京霞が関のビルの中に設けられたこども家庭庁。
“子ども政策の司令塔”として去年6月に成立した法律に基づいて、約400人の体制で発足しました。
岸田総理大臣は「子どもたちにとって何が最もよいことなのかを常に考え、『こどもまんなか社会』の実現が使命だ。
何よりも大切なのは、子どもたちの意見を聞き、実際に政策に反映させることだ」と述べました。
こどもまんなか社会??
まんなかにこども??おおーついに主役がこどもになったのかい!
ステキなことだ。でもほんとに??
気になったので調べてみました。
主な担当業務
★児童手当の支給
★妊娠から出産・子育てまでの一貫した支援
★保育行政
★児童虐待、いじめ、貧困対策
各省庁の枠を超えて、横断的に取り組み、着実に実施されるよう総合調整にあたり、各府省庁に改善を求める「勧告権」も与えられるとのことらしい。
なんだかこどもに特化した特別な組織っぽくて?いいかも。
さらに深堀り。
こども家庭庁は、次の3つの部局からなります。
☆「長官官房」
各府省庁で横断的に取り組むべき子ども政策を幅広く企画立案するとともに、着実に実施されるよう総合調整にあたります。
☆「成育局」
子どもの育ちを支える政策を中心に担う部局で、児童手当の支給や、妊娠から出産・子育てまでの一貫した伴走型支援、それに保育所やこども園の制度運営などを所管します。
☆「支援局」
児童虐待やいじめ、それに貧困や自殺対策のほか、家族の介護などに追われる「ヤングケアラー」と呼ばれる子どもへの支援など、困難に直面する子どもや家庭を支援する業務を担います。
なるほど。
こどもの目線だけでなく、子育てがしやすいように、保護者の目線からも考えられているんだ。
だから庁名に「家庭」という文言がついたんだね。でも、あれもこれもってなっている感じがしなくもないが・・・。
注目したいのは、3つ目の支援局。
いじめ問題だけでも大変なのに、児童虐待、自殺対策まで入っている。
どれだけの人数が割かれているのか知りたいところ。
「こどもまんなか社会」というからには、いじめや虐待、貧困などで苦しんでいる、困っているこどもたちの意見を実際にどれだけ吸い上げれるのだろうか。
今後も大きな期待をもって注視していきたいと思います。
こども家庭庁HPはこちら↓
POSTED DATE : 2023年4月4日
Paul's Column~桜を見ると思い出す~

近所の公園のさくらが見ごろを迎え、たくさんの親子連れが幸せそうな笑顔でピンク色の花びらを見つめていました。その笑顔が鮮明に見えたのも、マスクの着用義務から解放され、顔全体が喜びに包まれていたことが分かり、さらに嬉しさが伝わってきました。
6年前の春からいつもこの桜を見ると、僕は42歳で旅立った姉を思い出すようになりました。
美しければ美しいほど、生きたかった姉の気持ちと重なります。
ベットの上で懸命にリハビリを繰り返す姉の姿と、病院の部屋の窓から見える桜が重なり、「今年もきっと、見たかっただろうな、この桜を」と姉の気持ちを思い出します。
僕のこの活動も応援してくれていて「がんばれー」と声を振り絞って送ってくれた動画が最後となりました。
そのたびに、次の桜までには、また成長した自分で迎えたいと思うようになりました。
でも気づけば、「成長したっけこの一年」と、過行く時の速さにあぐらをかき、
錆行く体に油をささず、現状維持どころか確実に退化した自分がここにいることにも今、
目をそらそうとしている。
『ごめん姉よ。あなたの分、精一杯生きると決めたのに…』
心の中で呟くと、姉に怒られたような気がして、
桜を前にしてなんだかばつが悪くなった気分になりました。
もう一度仕切り直しだ。
さあ、始めるか。いや、今始めよう。
思い立ったが吉日と言わんばかりに突然走り出した僕。
たぶん突発的な行動に驚いたのだろう、いやそれとも姉か・・。
側溝に固まっていた桜だまりが息を吹き返すようにアスファルトの上で高く舞い上がりました。

