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登天ポールの「自殺反対、いじめ撲滅」キャンペーン全国行脚 

タグ:いじめ、いじめ問題、自殺、いじめ講演、いじめ講師、マウンテン、お疲れマウンテン、自殺反対、いじめ撲滅、人権、人権教育、人権教育エンターテイナー、人権講演

POSTED DATE : 2016年1月25日

2016年1月22日 徳島県/阿南市立伊島中学校

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伊島小学校の講演に続き、伊島中学校生5名の夜の部、75分講演です。

先生方、保護者、島民の皆様で和室はいっぱいでした。

前半は活動のきっかけ、後半は外国での人権問題、先日まで行っていた南アフリカ共和国体験を話しました。

白人と非白人との差別(アパルトヘイト)に立ち上がったネルソンマンデラ氏を中心に話しました。

マンデラの生い立ち、牢獄生活、南アフリカ初の黒人大統領に至るまでの経緯を写真を使って紹介しました。

マンデラは弁護士で黒人の中でもエリートだった。

結婚して愛する妻や子ども達がいて幸せだったにも関わらず、白人優位の都合のいい政策を許せなかった。

彼は27年間の牢獄生活に耐え、人生を投げうってでも、絶対に差別を許せないという姿勢を示し、戦った。

 

「これは学校で弱い者いじめをする姿を見て見ぬふりをして過ごすことと一緒だと言えます。

マンデラには南ア、僕たちには教室、住民の皆様には地域だと思いますので、小さな一歩の勇気から進んで行ってほしい」

 

と伝えました。

参加して下さった老若男女が一体となった最後のマウンテンは素晴らしかったです。

あくる日、伊島の絶景地、カベヘラに案内してもらっていると、後ろから中学生が追っかけて来て、一緒にマウンテンポーズを撮りました。

帰宅の折、港まで中学生4人が荷物を運んでくれました。

POSTED DATE : 2016年1月25日

2016年1月22日 徳島県/阿南市立伊島小学校

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紀伊水道にぽっかり浮かぶ桃源郷、徳島県伊島小学校60分講演です。

釣り場のメッカであり、5000本の伊島ササユリが香しく5~6月にかけて咲くそうです。

20116年最初の講演であり、また離島での講演ということで、ワクワク感いっぱいでした。

小学生9名、教職員8名、保護者参加の講演でした。

息遣いが聞こえるくらいの距離感は思いが伝わり、涙を流してくれる保護者もいて、それを見た子供がお母さんに後ろを向いてハンカチを渡した光景が印象深かったです。

繋がり合うことの大切さ、かけがえのない命を、大切にし合って、生きていってほしいと伝えました。

この美しい伊島で郷土愛を大切にしてほしいという思いも歌に込めました。

元気いっぱいのマウンテンポーズは阿波踊り風でとてもカッコよくて素敵でした。

講演後、片付けをしていると、それぞれの子供がラブレターをくれました。

思いが伝わったのだな~と嬉しく思いました。

 

POSTED DATE : 2015年12月29日

今年もありがとマウンテン

登天ポール いじめ マンデラ

今僕は人権学習のため、南アフリカ、ケープタウンに来ています。

南アは今、夏で日中の日差しはとても暑いですが、湿気はなく、カラッと晴れて空は青々としています。

欧州からたくさんの家族連れが来ています。

食事は美食とワインの国ということもあり、シーフード料理が美味しく、特にムール貝のガーリックいためがオススメで、これが白ワインとの相性がバッチリです。物価は日本より安く、いっぱい食べて、飲んでも一人1500円ぐらいです。旅模様はまたコラムで書いてみたいと思います。

今回の目的は中学時代に教科書で習ったアパルトヘイト(白人と有色人種とを差別する人種隔離政策)の地を肌で感じ、アパルトヘイト撤廃後21年が経つ現在の「今」を見てみたかったことと、それを解決に導いたネルソンマンデラ氏(2013年に没)の心情を知りたかったのです。

彼の人生を追った映画「マンデラ 自由への長い道」を観た人もいると思いますが、約30年も牢獄に入れられながらも自国の平和を諦めずに戦ったその精神はとても偉大で、彼の苦悩は想像もできません。

なぜ彼が反アパルトヘイト運動へ立ち上がったのか?

その決断に至ったのはどんな一瞬一瞬の積み重ねだったのだろうか?

僕はマンデラ氏がその第一歩を踏み出そうと決意をした最小公約数の心模様は、いじめを見て、見ぬふりをするか、声をかけようか、勇気を出すかどうかの心模様と同じじゃないのかなと思っています。

彼はこんな言葉を残しています。

The first thing is to be honest with yourself. You can never have an impact on society if you have not changed yourself.

まず何よりも、自分に正直でありなさい。自分自身を変えなければ、社会に影響を与えることなど決してできません。」

明日、18年の牢獄生活を過ごした刑務所、ロベン島へ行ってきたいと思います。

滞在期間中、どこまで彼の本質に迫れるかわかりませんが、実際にこの目で見て、肌で感じ、自分の中でどんな感情が沸き起こるのか 楽しみ です。

また歌にできればと思っています。

今年も見てくれてありがとうございました。

また来年もよろしくお願いします。

いつも心にマウンテン

登天ポール