POSTED DATE : 2019年12月2日
2019年12月02日 香川県/東かがわ市立引田小中学校
香川県東かがわ市にある引田小中学校70分講演です。
瀬戸内海に面する引田町は香川県の一番西端にある小さな町で引田湾に面したところに城山があり、山頂に引田城跡が残っています。海沿いの国道から踏切を横切ると、大学のキャンパスのような引田小中学校が見えてきました。
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体育館に集まった小学生高学年から全中学校生徒たちは少し緊張した面持ちで僕を待っていました。
いじめの話になると、みんな自分のことのように真剣に耳を傾け、一人ひとり神妙な面持ちで最後まで聴いてくれてました。
講演後の生徒代表のあいさつでは「いじめは止められるか分からないけど、エールは送れるように私も努力していきたいと思います」と理路整然と僕の目を見つめながら誓った女子生徒の言葉が印象的でした。
小中学校での生活は、いいも悪いも同じ仲間と9年間過ごすことになります。
一度できた人間関係はなかなか変えることが難しいですよね。
それぞれが成長していく中で本当の自分を出して生きていけるような、周りが多様な仲間を受け入れる寛容さを、大人たちがそれぞれのカラーを輝かせることができる環境づくりを、人権教育を通じて構築していくことが大切だと思います。
POSTED DATE : 2019年11月30日
2019年11月30日 大阪府/箕面市三中校区人権懇談会
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大阪府北部の北摂豊能地域に位置する箕面市三中校区人権懇談会90分講演です。
今回豊中市教育委員会(出前講座の講師の一人として活躍)の繋がりで、隣町の箕面市でも講演が実現しました。
今回、三中校区内のPTA役員の皆様方が実現へ向けて、10カ月前から何度も準備を重ねてきました。
メールのやり取り、チラシの作成、保護者への参加有無、一人ひとりに声掛けをしたりして、今日に繋がりました。結果、休日にも関わらず校長先生はじめ先生方、地域の皆様、保護者の方々138人、幼稚園児から中学生まで入れると150人の地域の皆様方が集まってくれました。
僕はこれまでのいじめ撲滅活動の紹介VTRから現在までの思いを丁寧に伝えて行きました。
幼稚園のちびっ子たちにも分かるように「ともだちのうた」を歌い、命の大切さを伝えていきました。
体育館は少し冷え込んでいましたが、参加者の皆様は最後まで温かい眼差して聴いてくれました。
講演後はちょっとした撮影会になりました。
学校関係者の皆様、PTA役員の皆様、ナイスマウンテン!
おかげさまで無事成功することができましたこと、誰よりも嬉しく思っています。
POSTED DATE : 2019年11月23日
2019年11月23日 香川県/高松市立屋島東小学校
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壮大にそびえる屋島と五剣山の麓にある屋島東小学校60分講演です。
体育館には全校児童たちと勤労感謝の日ともあって、たくさんの保護者の皆様方が待ってくれていました。
初めにギターのメロディーちゃんを紹介すると一番前
の低学年の子どもたちは興味深々。
ここはなにか1曲は歌わないといけないなと思い、物の気持ちを歌った歌集から「つくえの歌」と「おはしの歌」2曲を披露すると、笑顔と拍手をもらいました。
少しほぐれた空気感の中、そっと活動への思いを伝えていきました。
2006年いじめ自殺が相次ぎ、社会問題となったこと、何かできないかと思ったこと、悩みながらも行動に起こしたこと、ギター弾き語りを交えながら丁寧に伝えていきました。
最後はみんなでマウンテンソング。
いじめのない屋島東小学校をめざして、
一緒に歌い、踊り合いました。
POSTED DATE : 2016年1月25日
2016年1月22日 徳島県/阿南市立伊島中学校
伊島小学校の講演に続き、伊島中学校生5名の夜の部、75分講演です。
先生方、保護者、島民の皆様で和室はいっぱいでした。
前半は活動のきっかけ、後半は外国での人権問題、先日まで行っていた南アフリカ共和国体験を話しました。
白人と非白人との差別(アパルトヘイト)に立ち上がったネルソンマンデラ氏を中心に話しました。
マンデラの生い立ち、牢獄生活、南アフリカ初の黒人大統領に至るまでの経緯を写真を使って紹介しました。
マンデラは弁護士で黒人の中でもエリートだった。
結婚して愛する妻や子ども達がいて幸せだったにも関わらず、白人優位の都合のいい政策を許せなかった。
彼は27年間の牢獄生活に耐え、人生を投げうってでも、絶対に差別を許せないという姿勢を示し、戦った。
「これは学校で弱い者いじめをする姿を見て見ぬふりをして過ごすことと一緒だと言えます。
マンデラには南ア、僕たちには教室、住民の皆様には地域だと思いますので、小さな一歩の勇気から進んで行ってほしい」
と伝えました。
参加して下さった老若男女が一体となった最後のマウンテンは素晴らしかったです。
あくる日、伊島の絶景地、カベヘラに案内してもらっていると、後ろから中学生が追っかけて来て、一緒にマウンテンポーズを撮りました。
帰宅の折、港まで中学生4人が荷物を運んでくれました。
POSTED DATE : 2016年1月25日
2016年1月22日 徳島県/阿南市立伊島小学校
紀伊水道にぽっかり浮かぶ桃源郷、徳島県伊島小学校60分講演です。
釣り場のメッカであり、5000本の伊島ササユリが香しく5~6月にかけて咲くそうです。
20116年最初の講演であり、また離島での講演ということで、ワクワク感いっぱいでした。
小学生9名、教職員8名、保護者参加の講演でした。
息遣いが聞こえるくらいの距離感は思いが伝わり、涙を流してくれる保護者もいて、それを見た子供がお母さんに後ろを向いてハンカチを渡した光景が印象深かったです。
繋がり合うことの大切さ、かけがえのない命を、大切にし合って、生きていってほしいと伝えました。
この美しい伊島で郷土愛を大切にしてほしいという思いも歌に込めました。
元気いっぱいのマウンテンポーズは阿波踊り風でとてもカッコよくて素敵でした。
講演後、片付けをしていると、それぞれの子供がラブレターをくれました。
思いが伝わったのだな~と嬉しく思いました。
POSTED DATE : 2015年12月12日
2015年12月11日 香川県/高松市立香東中学校
高松市西部に位置する高松市立香東中学校90分講演です。
バスケットなどスポーツは県内でも優秀で文武両道を掲げ、実践しています。
講演前には生徒たちによる人権劇がありました。
2015年最後の講演ということあり、特別な思いで進めていきました。
講演が始まるとマウンテン!と元気な掛け声をしてくれる生徒達がいて、事前に僕の活動の事を知ってくれていました。
ギター弾き語りでは歌詞を丁寧にメロディーに乗せ、みんなの心に届くように歌いました。
最後のマウンテンソングでは一緒にステージで踊る事を期待していた生徒達がいたと 知り、声を掛けなかった事が心残りでした。
帰り際、校長先生が自らシャッターを切り、生徒達とのマウンテンポーズを撮ってくれました。
その時の様子が学校ブログにUPされていました。
高松市立香東中学校ブログ
http://blog.edu-tens.net/j-koto/
校長先生の生徒や保護者に対する熱意が感じる沢山の写真は生徒たち、保護者の方々への安心へとも繋がり、香東中学校をより素晴らしいものにしているんだと思いました。
POSTED DATE : 2015年12月11日
2015年12月9日 兵庫県/尼崎市立尼崎北小学校
兵庫県尼崎市塚口町にある尼崎市立尼崎北小学校1,2,3年生対象80分講演です。
昨年11月、尼崎市立武庫南小学校で講演をした際、見てくれた先生が声をかけてくれ、今の講演が実現しました。
朝9時からの講演で、子ども達の気分を心配していましたが、講演が始まると元気いっぱいの声援を送ってくれました。阪神淡路大震災の話では、同県での大災害ということもあり、一瞬で命を奪った出来事をみんな興味を持って聞き入ってくれました。
「みんな全員が家族の大切な宝物で、隣の友達の命もその家族の大切な宝物。
宝物同士、お互い大切にしてほしい」
とメッセージを送りました。80分間の集中力を心配していましたが、最後まで手拍子を送ってくれました。講演後、校庭に出ると「写真一緒に撮って下さい~」とみんな楽しみに待っていてくれて、一緒に記念撮影。仲良しマウンテンな学校生活をみんなで誓い合いました。
POSTED DATE : 2015年12月9日
2015年12月2日 香川県/高松市立庵治小学校
香川県中央北部,四国本土の最北端に位置し、西には源平合戦の地屋島,北には小豆島,東には大串半島を望むことができ、最近では,映画「世界の中心で、愛をさけぶ」のロケ地になっている庵治小学校60分講演です。
I校長先生とは3年前、高松市立木太中学校で講演の時に知り合い、今回の講演が実現しました。
同エリアにハンセン病の人達の医療所、大嶋清松園があり、人権教育を熱心に取り組んでいます。
講演が始まると、子ども達の表情は輝き、手拍子をとってマウンテン!と合唱してくれました。
日本各地の写真を見ながら、子どもたちが知っている場所が映ると、手をあげて教えてくれました。
いじめを受けた少女の話では、体育館全体が静かになり、涙の流した少女の気持ちを感じてくれているようでした。
「みんなをお母さんが命をかけて産んでくれたんだよね。それぞれが宝物。大切にし合ってほしい」
最後はみんなでマウンテンソング。
笑顔で繋がり合える近未来を目指して一緒に歌い、踊り、共にいじめ撲滅を誓い合いました。
POSTED DATE : 2015年12月9日
2015年12月1日 大阪府/関西大学 社会学部
関西大学社会学部、メディア専攻2コマ90分講義です。
ルポライター、城島充さんからの依頼を受け、前期に続き、後期もメディア関係を目指す大学生たちが質問をしてくれました。
「数ある社会の犯罪、事件の中でなぜいじめ自殺を取り上げたのですか?」
「全国行脚の中でいじめっ子との対話はあったのでしょうか?」
「他国のいじめ解決法はどういうことをしているのですか?」
インターネットやブログで調べてくれていた学生も多く、取材力の高さが伺えました。
一言言葉を返す度に、一斉にメモを取る音が聞こえてきました。
関大生:なぜいじめ撲滅に、その歌(マウンテンソング)やその衣装に決めたのですか?
ポール:暗くなりがちな話題を明るさで吹っ飛ばそうと思って。
毎日がどんなに暗闇に覆われていても、光が出れば一瞬で闇は消えてしまうよね?
闇は光には勝てない。
城島 :なるほど、いじめ問題にも光を照らせばなくなっていくと。
それはポールさんの活動を説明するのにとても分かりやすい答えです。
ポールさん、その言葉って誰かに言っていますか?
ポール:いや、今の学生の質問で引き出されました。
城島:こういう本人でも気づいていなかった部分をいかに引き出せるかがメディア記者には必要なんです。それが君たちの仕事なんですよ!
あっという間の90分×2の講義となりました。