「掃除は自分の心を磨くこと」― 長野市立篠ノ井東中学校で学んだ大切なこと ―

長野市立篠ノ井東中学校で、
80分間の人権講演を行いました。

学校へ到着した時、
ちょうど昼休みが終わり、
掃除の時間でした。

生徒たちは、
誰一人おしゃべりをすることなく、
床や机と向き合っています。

その姿は、
まるで職人のようでした。

あまりにも印象的だったので、
人権担当のK先生にお聞きしました。

すると、こんなお話をしてくださいました。

「掃除は、一人になって自分自身と向き合う時間なんです。」

ただ床をきれいにするのではなく、
目の前の汚れと向き合う。

その時間が、
結果として無言になる。

そんな掃除を目指しているそうです。

そして最後に、

「掃除は、自分の心を磨くことです。」

その言葉に、
講演前から胸を打たれました。

講演では、
私が活動を始めるきっかけとなった
阪神・淡路大震災のお話をしました。

生きたくても生きることができなかった
6,434人の命。

被災地で出会ったおじさんから言われた、

「悲惨な時こそ笑い飛ばせ。」

という一言。

そして、
命と向き合った経験が、
全国を歩く原点になったことをお伝えしました。

途中では、
人間とロボットの違いについて、
みんなで考える時間もありました。

発表してくれた生徒たちは、
どの意見も自分の言葉で、
真っすぐ伝えてくれました。

命は、
ずっとつながってきたもの。

誰にも代わることのできない、
世界でたった一つの命です。

だからこそ、
自分も、
友達も、
大切にしてほしい。

そんな願いを込めて、
最後はみんなで「MOUNTAIN SONG」。

歌って、
踊って、
しあわせマウンテンを目指しました。

でも、
この日一番心に残ったのは、

講演の前に見た、
静かな掃除の時間でした。

床を磨きながら、
心も磨く。

そんな教育がある学校だからこそ、
子どもたちの真っすぐなまなざしに出会えたのだと思います。

篠ノ井東中学校の皆さん、
素敵な時間をありがとうございました。

また人生のどこかで、
笑顔で再会できる日を楽しみにしています。

いつも心にマウンテン。

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