toutenpaul.com
banner

登天ポールの「自殺反対、いじめ撲滅」キャンペーン全国行脚 

Author Archive

Blog Archives

POSTED DATE : 2023年4月4日

Paul's Column~桜を見ると思い出す~

近所の公園のさくらが見ごろを迎え、たくさんの親子連れが幸せそうな笑顔でピンク色の花びらを見つめていました。その笑顔が鮮明に見えたのも、マスクの着用義務から解放され、顔全体が喜びに包まれていたことが分かり、さらに嬉しさが伝わってきました。

6年前の春からいつもこの桜を見ると、僕は42歳で旅立った姉を思い出すようになりました。

美しければ美しいほど、生きたかった姉の気持ちと重なります。

ベットの上で懸命にリハビリを繰り返す姉の姿と、病院の部屋の窓から見える桜が重なり、「今年もきっと、見たかっただろうな、この桜を」と姉の気持ちを思い出します。

僕のこの活動も応援してくれていて「がんばれー」と声を振り絞って送ってくれた動画が最後となりました。

そのたびに、次の桜までには、また成長した自分で迎えたいと思うようになりました。

でも気づけば、「成長したっけこの一年」と、過行く時の速さにあぐらをかき、

錆行く体に油をささず、現状維持どころか確実に退化した自分がここにいることにも今、

目をそらそうとしている。

『ごめん姉よ。あなたの分、精一杯生きると決めたのに…』

心の中で呟くと、姉に怒られたような気がして、

桜を前にしてなんだかばつが悪くなった気分になりました。

もう一度仕切り直しだ。

さあ、始めるか。いや、今始めよう。

思い立ったが吉日と言わんばかりに突然走り出した僕。

たぶん突発的な行動に驚いたのだろう、いやそれとも姉か・・。

側溝に固まっていた桜だまりが息を吹き返すようにアスファルトの上で高く舞い上がりました。

POSTED DATE : 2023年3月15日

小中高生の自殺 過去最多

この世から去りたい、消えたい・・・

青少年たちはそんなことを思いながら、死を選んだというのだろうか。

その若いひとつの命に、たくさん関わった人たちがいる。

お母さん、お父さん、おばあちゃん、おじいさん、親族の方々、学校の先生、クラスの仲間、スイミングの先生、塾の先生、駄菓子屋のおじさん、いつもあいさつをしてくれるPTAのおっちゃん…

このニュースを見て、数えきれない人たちが心を痛めている。

決して他人事とは思えないんだ。

ご両親、親族の皆様、また関係者の方々へ、心よりご冥福をお祈りいたします。

もっと生きていたいと思える世界を、日本を、

あなたという唯一無二な命がどれだけ尊いのかを、

僕は伝えていく。

POSTED DATE : 2023年2月24日

日本で世界のいじめ撲滅イベント「ピンクシャツデー」が広がっている

ピンクシャツデー運動の創始者 トラヴィス・プライス氏

何がきっかけでもいいと思う。

カナダの学校でピンクのシャツを着ているだけで、いじめにあった。

それを知った友達は、SNSで呼びかけた。

「明日みんなでピンク色のシャツや小物など、身に着けよう!」

SNSでどんどん拡散され、次の日、学校にはピンク色を身に着けた学生であふれていた。

その日以来、いじめがなくなったそうだ。

これが平和的にいじめ撲滅につながったと話題になって

いまや世界中でピンクシャツデーとして広がっている。

とても素敵な友達だよね。

みなさんは自分がいじめられたら、助けてくれる仲間はいますか?

生徒がピンク一色で「いじめ撲滅」訴える 広島・福山市の学校

いじめ反対「ピンクシャツ」で 登別の小中高など 根絶への思い確認

POSTED DATE : 2023年2月13日

トルコ・シリア地震から一週間

トルコ南部で6日に発生した地震から今日で1週間。

死者が3万4,000人を超えた。

生存確率が急激に下がる72時間を超えても、10歳の少女が瓦礫の下から救助されたり、生後7か月の乳児が助けられたりと、奇跡の救出の中で、僕たちは何を感じ取ることができるだろうか。

どんな時でも決して、最後まであきらめてはいけないことの大切さや、

助けを待つ人、助けようとする人、どちらも力ある限り「信じる」ということ。

僕たち一人ひとりの祈りや想いが、やっぱり人間の素晴らしさなのだろうと。

改めて奇跡は僕らの心から生まれてくるのだなって思う。

今日も僕はただ、TVやネットニュースを見てるだけで、

なにも出来ていないけど、

1人でも多くの命が心から助かってほしいと、この部屋でずっと祈っています。

わずかばかりの募金と共に。

POSTED DATE : 2023年1月25日

2023年1月23日 兵庫県/猪名川町立白金小学校

兵庫県と大阪府の県境、近畿地方のほぼ中央に位置する猪名川町立白金小学校、4年生60分、6年生90分講演です。猪名川町では2017年に猪名川町立楊津小学校で講演をして以来、5回目の講演機会となりました。

猪名川町は都市近郊にありながら、阪神地域の最高峰・大野山や猪名川の源流などの豊かな自然を、四季を通じて感じられるまちで、とても緑が多く、現在では約3万人が住宅都市として発展してきました。

昨年、白金小学校の講演機会を戴き、楽しみにしていましたが、コロナ禍で中止となり、今回念願の来校となりました。

4年生ではキャリア教育についてのお話をしました。

僕のような人前で話しをする仕事もあることに派手な衣装と同時に驚いていました。

6年生では「命の大切さ」について、熊本県で声をかけられた息子を亡くした男性の話をしました。

なぜ命が大切なのか、クラスごとに発表してもらい、僕たちは世界でたった一つの命だということを

今一度理解を深めていきました。

講演後の質問コーナーでは今日の講演会の感想でもいいですか~と手を挙げてくれた児童が

「心に響きました」と言ってくれたことがとても嬉しく、これからの僕の勇気にもなりました。

最後はしあわせマウンテンを目指してマウンテンソング。

みんなで歌い、踊り、感じ合いながら、笑顔で命の輝きをお互い感じ合いました。

とても寒い日だったけど、ありがとマウンテン!

4年生の皆さんもありがとマウンテン!

お昼休みにみんな紙とペンを持ってきてくれて、恥ずかしそうに「サインください」と言ってずっと並んでくれたこと。本当にうれしかったよ。また会おう☆

POSTED DATE : 2023年1月2日

謹賀新年2023

明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

旧年はADOの「新時代」という歌が流行りましたが、2023年はLGBTQを始め、もっともっと多様な生き方が認められる時代になればいいなと思っています。

少しばかり他人と好みが違うだけでいじめられたり、差別されたり、自分らしく生きることができない苦しい社会(学校)なんて、もう「旧時代」のことですよね。

本当の意味での「新時代」になるように、今年も「いじめ撲滅」「自殺反対」「いつも心にマウンテン」を一人でも多くの人々に訴えていきたいと思います。

今年度もよろしくマウンテン

POSTED DATE : 2022年12月27日

2022年12月25日 香川県/高松人権研究会

香川県高松市での高松人権の会20分人権コンサートです。
高松人権の会は16年間、前田幼稚園の校長の石原先生が立ちあげました。
来年3月で退職となるため、今回が最後ということもあり、特別な思いで参加させてもらいました。
日々時代によって変化する人権問題、新しい人権感覚を磨くため、
役所の人権担当者や小中学校の教員、保育園、幼稚園の先生等、すべての垣根を変えて、毎回たくさんの参加者が集まりました。
毎回のようにゲスト出演として呼んで頂き、貴重な時間を僕に使ってくれました。

今回はギター弾きき語りで2曲、若くして命を落とした「大好きなゆのちゃん」と、この人権の会がきっかけで作詞作曲した「WE ARE THE FAMILY ~いじめ反対のうた~」を披露しました。
最後はマウンテンソングで、差別のない未来を目指して、みんなでマウンテンポーズをしました。
本当に参加者やスタッフの皆様は暖かく、人間愛にあふれていました。
この思いが一人でも多くの人々に繋がって、高松から日本全国、日本から世界へと広がっていったらいいのになと心から思います。
石原校長先生、人権の会の皆さん、心よりありがとマウンテン!

また必ず、どこかでお会いできることを楽しみにしています。

   感謝

いつも心にマウンテン

POSTED DATE : 2022年11月23日

昨年度全国の学校が把握した「いじめ」 61万件超過去最多に

文部科学省が先月27日に発表した昨年度の調査結果によりますと、

全国の学校が把握した昨年度のいじめの件数は61万件を超え、過去最多となったことが文部科学省の調査でわかりました。


認知されたいじめの件数は
▽小学校が50万562件、
▽中学校が9万7937件、
▽高校が1万4157件、
▽特別支援学校が2695件の
合わせて61万5351件で、コロナ禍で一斉休校が行われた前の年度より9万8000件余り増え、過去最多となりました。

いじめによる自殺や不登校などの「重大事態」は前の年度から191件増えて705件となり、過去2番目に多くなりました。

また、SNSなどインターネットを使ったいじめの件数は2万1900件と、前の年度よりおよそ3000件増え、これまでで最も多くなりました。

文部科学省は、いじめ増加の背景に、コロナ禍で学校行事の制限や給食の黙食などが続いたことで、人間関係を築くのが難しくなっていることがあるとみています。

自殺の児童・生徒は368

今回の調査では自殺した児童や生徒の数も示されました。

それによりますと、

▽小学生が8人、

▽中学生が109人、

▽高校生が251人で、

合わせて368人でした。

前の年度より47人減ったものの4年連続で300人を上回っています。

文部科学省は「児童生徒の自殺が後を絶たないことは、極めて憂慮すべき状況だ」としています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221027/k10013872121000.html

POSTED DATE : 2022年11月9日

2022年11月07日 大阪府/豊中市立蛍池小学校

阪急電車・大阪モノレール「螢池駅」西南700メートルに位置し、近くには大阪空港がある豊中市立蛍池小学校4,5,6年生90分講演です。

校区には、人権と共生をキーワードに、地域・家庭・学校がともに子どもの育ちを考えていくことをねらいとして設立された「子育ち・ふれあいの会(十八中校区地域教育協議会)」があり、街全体で人権教育を熱心に取り組んでいます。

当初、講演は4年生、5年生が対象でしたが、6年生にも聴かせたいとのことで高学年全児童が参加してくれました。

6年生も対象になったことで、内容や歌を急遽変更し、行動することへの大切さやたった一言の重みなど、普段の日常で気づけるようなことを中心に、歌を交えながら伝えていきました。

90分間でしたが、4年生も最後まで頑張って聴いてくれて、最後のマウンテンソングではナイスマウンテンを披露してくれました。

講演後、6年生全員と写真撮影。クラスメイト同士笑い合い、助け合いながら、残りの小学校ライフをかけがえのない時間にしてほしいと思います。