POSTED DATE : 2022年11月9日
2022年11月07日 大阪府/豊中市立蛍池小学校
阪急電車・大阪モノレール「螢池駅」西南700メートルに位置し、近くには大阪空港がある豊中市立蛍池小学校4,5,6年生90分講演です。
校区には、人権と共生をキーワードに、地域・家庭・学校がともに子どもの育ちを考えていくことをねらいとして設立された「子育ち・ふれあいの会(十八中校区地域教育協議会)」があり、街全体で人権教育を熱心に取り組んでいます。
当初、講演は4年生、5年生が対象でしたが、6年生にも聴かせたいとのことで高学年全児童が参加してくれました。
6年生も対象になったことで、内容や歌を急遽変更し、行動することへの大切さやたった一言の重みなど、普段の日常で気づけるようなことを中心に、歌を交えながら伝えていきました。
90分間でしたが、4年生も最後まで頑張って聴いてくれて、最後のマウンテンソングではナイスマウンテンを披露してくれました。
講演後、6年生全員と写真撮影。クラスメイト同士笑い合い、助け合いながら、残りの小学校ライフをかけがえのない時間にしてほしいと思います。
POSTED DATE : 2022年11月4日
2022年11月02日 大阪府/豊中市立第十七中学校
大阪府の北に位置する豊中市、服部緑地のそばにある豊中市第十七中学校1年生90分講演です。
第十七中学校での講演は今回で4回目となり、大変嬉しく光栄に思っています。
運動場を見渡すと、私服の生徒たちばかりだったので、そうだ、第十七中は自由服制を採用していたんだと思い出しました。毎日私服を選ぶのって大変じゃないかなと思ったけど、季節に合わせての微妙な温度調節など、制服ではうまくできなかったところを私服ではできるので心地よく過ごせているのではないかと学年主任の先生は話してくれました。
1年生の学年目標は「One Team~いつも笑える最高の仲間と~お互いを認め合い、仲間を信じて一生懸命挑もう」。僕はこの素晴らしいスローガンに感銘しつつ、今一度考える時間になればと「WE CAN GO」「教えてTREE」「SUN SHINE!」「香林坊の少女」「ガンジスの少女」「MOUNTAIN SONG」の6曲を歌い、これまでの16年の活動を通して精一杯生きる大切さを伝えました。
POSTED DATE : 2022年10月27日
2022年10月24日 大阪府/豊中市立桜塚小学校
大正 13 年に克明第二尋常小学校として開校し、昭和22 年に桜塚小学校と改称されて2年後には 100 周年を迎える歴史ある桜塚小学校低学年45分、高学年45分リモート講演です。
今回は「言葉」について話しました。
「言葉は相手を笑顔にする花束にもなるけど、相手を傷つけるナイフ(武器)にもなるんだ。
体の外が傷ついたなら、傷ついているってすぐ分かる。心の中が傷ついたら、すぐには分からない。
体の外が傷ついたなら、絆創膏を張って治したらいいけど、心の中が傷ついたら、どうやって治したらいいの?」
ゆっくりと言葉を紡ぎ出して子どもたちにそう問いかけて「フレンドソング~ともだちのうた~」をギターで弾きました。
講演後、校長室で先生方や市の職員の皆様で少しお話をしました。
最近のいじめや教育委員会の在り方、学校現場でのいじめの対応の仕方等、現在のいじめについて、意見を交わしました。印象的だったのは、休日の思い出の絵を描いてもらった時、ほとんどの子ども達が楽しい旅行に行ってきた絵を描いていたのに、一人だけ家で過ごしている絵だった時、それを教室に貼っている時など、それもその子からしたら公開いじめのように感じているのではないかということでした。従来型の教育では、今の子供たちには合わず、一人ひとりの子ども達のケアが今求められているという話でした。
そう語る後藤校長先生はとても熱心な先生で、常に子ども達の目線に立っていることがわかりました。
後ろには2名の児童が今回の僕の講演についての感想文を書いてくれていました。
「○○君は今日はどんな話や歌が心に残っているかな?」
悩んでいる児童や教室に入れない児童にいつでも校長室を解放し、自由に出入りして、学習できるスペースを設けていました。
POSTED DATE : 2022年10月18日
2022年10月17日 大阪府/豊中市立千成小学校
豊中市で一番南にある小学校、千成小学校4年生45分講演です。
この日はオープンスクールでもあり、保護者の皆さんにも熱心に聞き入ってくれました。
最近のいじめや自殺のニュースの話をし、みんなと同じ小学生も、他人事ではないんだと
いうことを伝えました。歌、踊り、語りを交えて、「考える」より「感じる」講演を心がけました。
講演後、担任の先生は「決して他人事ではない話がたくさんあったことと思います。今日感じたことを大切に心にしまってください」と締めくくりました。
講演後、後片付けをしていると、7人の子供たちが紙とペンを持ってきて走ってきました。
「サインをお願いしますっ!」
恥ずかしそうに紙を差し出すその姿に、僕もとても嬉しくなって気持ちを込めて書きました。
どうか大人になっても、今日のことは忘れないでほしいと願いを込めて輝く山の絵も添えました。
いつも心にマウンテン
POSTED DATE : 2022年10月14日
中1自殺で調査を事実上放置
詳細はこれから明らかになっていくと思うけど、呆れるくらい虚しく、やるせない気持ちなっているのは僕だけじゃないと思います。
以下、MBSニュース記事より抜粋。
今年3月、大阪府泉南市の中学1年生だった松波翔さん(当時13)は自ら命を絶ちました。
翔さんは小学生の時から断続的に不登校になっていて、「いじめを受けたと相談しても教師が対応してくれない」などと母親に訴えていました。
亡くなった後の4か月間、泉南市教育委員会は調査を事実上放置。
さらに学校側が亡くなった事実をクラスメイトに公表したのは自殺から半年以上が経った9月29日のことでした。
今になり「翔さんが亡くなった」と伝えられた同級生は動揺を隠せません。
(同級生) 「悲しかったです。同じ学年の子が亡くなって。一緒に卒業したかったなって。(Q他の友達と話した?)していません。ちょっと悲しすぎて言葉にならなかったので。なんで説明しなかったのかなって。もうちょっと早くしてほしかった」
同級生らによると、校長から生徒への説明は15分程度で質疑応答の時間もなかったということです。 公表までに時間がかかったことについて、泉南市教育委員会は「スクールカウンセラーなどに相談しながら慎重に進めた結果、時間を要した」としています。
POSTED DATE : 2022年10月12日
大津いじめ自殺、あれから11年
2011年に大津市立中2年の男子生徒=当時(13)=がいじめを苦に自殺してから11年が経ちました。
皆さんはどれくらい覚えているでしょうか?
なんかあったよね、そんないじめニュースという人がほとんどかもと思いますが、当時のいじめられた内容を知ると思い出す人がいると思います。
▪️自殺の練習と葬式ごっこ
体育館で手足を縛り、口を粘着テープで塞がれたり、また自宅に来て貴金属を盗まれたり、あらゆるいじめを受けていたこともショックだったけど、さらに教室や廊下の窓から顔を乗り出してこうしろと自殺の練習を強要されるというやりとりや、はっきりと認められていないが、葬式ごっこが行われたということが、今も僕の記憶の中で衝撃と怒りと伴って強く残っています。
当時、そのいじめ状況はウィキペディアで自殺8日前の状況から詳細に書かれているので、ぜひ見てください。
あれから11年目となった今月11日、生徒の父親(57)らが大津市内で記者会見をしました。
父親は「これだけの時間が経過しても、いじめによる自死や不登校が増え続けている。変わらぬ現状を目の当たりにして、私と息子は残念で悔しくてならない」と声を震わせました。
男子生徒が亡くなったことが13年にいじめ防止対策推進法ができるきっかけとなり、15年には自治体の首長の権限を強化する改正地方教育行政法も施行されたけど、各地で遺族が学校や教育委員会の対応に不信感を抱くケースは減っていません。
POSTED DATE : 2022年10月1日
これまでの歩み
POSTED DATE : 2022年7月20日
2022年7月18日 兵庫県/六甲アイランドリバーモール
本日午後2時より始まったいじめ撲滅キャンペーン。
今回も神戸の六甲アイランドで行いました。
たくさんの子供たちが興味をもってくれて、中には前回見に来てくれた人もきてくれて、一緒にマウンテンポーズをしました。
「いじめに負けないで。元気をだしてほしい。」
会場は優しさ溢れるあたたかな空気に包まれました。
悩んでいる君へ
元気出してくださいね。
いつも君のことを思っているし、応援しているから。
いつも心にマウンテン
POSTED DATE : 2022年6月25日
2022年6月20日 大阪府/豊中市立小曾根小学校
豊中市立小曾根小学校、低学年45分、高学年45分講演です。
最初に体育館に集まった1,2,3年生の児童に「トーテムポールって知っている?」と聞くと、
ひとりの男の子が運動場を指さしました。
なんとあるじゃないかトーテムポールが。(懐かしい、、昭和の頃の小学校しかないと思ってた、、失礼)
そのトーテムポールから連想したんだよと名前の由来を話して、いざ本題へ。
この活動を始めたきっかけや今も止むことなく続いているいじめ自殺への悲しさを歌にして伝えました。
講演の終わりに「いじめってなぜだめなの?」と聞いて見ました。
みんな元気よく手をあげてくれて、たくさん発表をしてくれました。
小曾根小学校HPにも記事が載っています↓ありがとマウンテン!
http://www.toyonaka-osa.ed.jp/cms/ozone/index.cfm/1,1213,14,135,html
4,5,6年生には、不安、悩み、孤独を抱えている人を見かけたら一言声をかけてあげてほしいとお願いをしました。
今日のいじめ撲滅の想いをすべてメロディーに乗せて「friend song~ともだちのうた~」を歌いました。
6年生は明日より修学旅行へ行くのだそう。
どうか素晴らしい思い出を作ってきてくださいね。もちろん仲良しマウンテンで。
POSTED DATE : 2022年6月14日
2022年6月12日 香川県/高松市人権の会
香川県人権の会の皆様へ動画メッセージという貴重な機会を戴きました。
「つながり」というテーマでお話をしました。
『コロナ禍になり、人と人とのつながりは少なくなってしまいました。
飲食店はもちろん、アーティストやミュージシャン、劇団員なども活動の場がなくなり、実際につながり合う機会も失っていきました。
私も例外ではありませんでした。
講演会が何件もキャンセルになって、子供たちや先生方との繋がりあう場所がなくなりました。
家で悶々とする日々の中で、なかなか前のようにベクトルが人権にまっすぐ向けることができなくなったり、この状況から逃げようと思ったこともありました。
そんな中、今年4月に入って、大阪豊中市教育委員会より、8校のオファーを頂き、よし!と
もう一度スイッチを入れ直した時、香川県にいる石原先生からも動画依頼を頂きました。
心が迷ったり、不安になったり、そんな時にぐびっと真正面に引き寄せてくれる人がいる。
いつも気にかけてくれている人がいる、
いつも心のどこかでつながっていてくれている人がいるってことって、
これほど強く生きていけるものはないんだなって。
先週、豊中市の小学校での講演後、後片付けをしていると、
数人の子が駆け寄ってきて、手伝ってくれたんです。
それを見た担任の先生が驚いて、
「いつも教室の隅にいて、あまりしゃべらない子なのに、
生き生きして、ニコニコして近寄っていったのは感動しました」
って言ってくれました。
僕が子供たちと繋がったように、僕自身も石原先生がまた今こうして、つなげて頂いてもらって、
登天ポールという前進という大きなチカラをもらっています。
つながるということ。それは常に誰かを思うこと、関わること、そして行動すること。
それこそが人権の源なんだと思います。』