夏休みの終わりに、思うこと。

お盆も終わり、
夏休みも残り少なくなってきました。

今年のお盆も、
家族や親戚が集まりました。

久しぶりに会う子どもたちは、
少し背が伸びていたり、
顔つきが変わっていたり。

「大きくなったね。」

「元気やったか?」

そんな声が、
あちこちから聞こえてきます。

子どもたちは、
久しぶりに会ったいとこ同士で遊んで、
笑って、
走り回って。

時には転んで泣いて、
また笑って。

なんだかんだ言って、
お盆の主役って、
子どもたちなのかもしれません。

そういえば僕も子どもの頃、
お盆になると毎年、
いとこと身長を比べさせられていました。

「ほら、背中合わせて!」

あれ、嫌やったなあ。(笑)

なんだったんでしょうね、
あの謎の儀式。(笑)

でも今になって思えば、
大人たちにとっては、

「また大きくなったなあ」

と、子どもの成長を確かめるのが
うれしかったのでしょう。

そして今、
僕も一児の父になりました。

生まれて6か月。

笑ってくれるだけで、
もうメロメロです。

親になってみると、
あの頃、大人たちが子どもの成長を
うれしそうに見ていた気持ちが、
少し分かるようになりました。

元気でいてほしい。

笑っていてほしい。

たぶん、
親が子どもに願うことって、
突き詰めれば、
そんなに複雑なことではないのかもしれません。

お盆には、
お墓参りにも行きました。

ご先祖様に手を合わせながら、
ふと思いました。

自分が生まれるずっと前から、
何代も、何代も、
命はつながってきたんだな、と。

その一人ひとりにも、
大切な人がいて、
家族がいて、
子どもがいて。

きっと昔の人たちも、

「元気でいてほしい。」

「笑っていてほしい。」

「また来年も会おう。」

そんなことを願っていたのかもしれません。

そして、お盆が終われば、
夏休みもあと少し。

もうすぐ子どもたちは、
それぞれの日常へ戻っていきます。

学校が楽しみな子もいるでしょう。

友達に会いたくて、
待ちきれない子もいるでしょう。

でも中には、

「もう夏休み、終わるのか……」

と、少し憂うつになっている子も
いるかもしれません。

僕は全国の学校を訪れ、
子どもたちに歌や話を届ける活動をしています。

だからでしょうか。

今年のお盆に見た
子どもたちの笑顔を思い出しながら、
今、こんなことを思います。

夏休みが終わっても、
この笑顔が続いてほしい。

学校でも。

家でも。

どこにいても。

そしてもし、
いつもと少し違う顔をしている子がいたら、

「どうしたん?」

そんな一言を、
誰かがかけてあげられたらいいなと思います。

大きくなったことに気づくように。

背が伸びたことに気づくように。

子どもの心の小さな変化にも、
僕たち大人が気づけたら。

来年のお盆も、

「大きくなったなあ!」

なんて言いながら、

懲りずに身長でも比べて。(笑)

みんなが元気な笑顔で、

「久しぶり!」

と再会できますように。

夏休みの終わりに、
そんなことを思っています。

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